| そのインパクトはハンパではなかった |
ランボルギーニ・ミュージアム(ムゼオ・ランボルギーニ/ランボルギーニ博物館)に展示されている「セスト・エレメント」。
こちらも異様な雰囲気を放つ一台で、フルカーボンのボディや内装が特徴です。
極端な軽量化のため必要な法規をクリアできず公道走行はできませんが、それと引き換えに「999キロ」という軽さを手に入れています。
なお999キロはベースとなるガヤルドに比べて500キロ以上も軽い数字であり、ガヤルドの2/3しか重量がない、と考えるとその軽量性がわかると思います。
ボディはリベット留めが目立ちますが、この方法が(ファスナーを使用したり、そのための受けを作るより)最も軽かったからだろう、と推測。
この個体はデフケースがブラックですが、発表時の画像ではこのデフケースが「レッド」。
ホイール形状もその時の画像と異なるので、こちらはプロトタイプなのでしょうね。
ボディ表面について茶色く見えますが(肉眼で見ても茶色)、これはカーボンに「ケブラー」を混ぜて織っているため。
ただ、ランボルギーニの公式フォトではいずれもブラックもしくはグレーに見えますね。
セスト・エレメントは当初「コンセプトカー」として発表されていますが、のちに生産がアナウンスされ、限定台数にて販売。
ただしその販売台数や販売先など非公開な部分が多く、謎もまた多い車です。
ホイールもカーボン、マフラーエンドもカーボン、ダッシュボードもカーボン、とにかく全部カーボン。
以下、その雄姿を画像にて。
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