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【動画】マセラティが新型スーパースポーツの名称を「MC20」に決定!MC12の後継としての位置づけとなりレース参戦も視野

2020/02/21

| MC=マセラティコルセの名の通り、モータースポーツを強くイメージ |

マセラティがその新型スポーツカーについて、名称を「MC20」とする、と発表。
なお、MC20とは「マセラティ・コルセ(Maserati Corse 2020)」の略で、マセラティのモータースポーツにおける歴史を想起させ、同時にサーキットへのカムバックを思わせるものとなっています。

マセラティ自身はこのMC20について詳しくを語っていないものの、「スーパースポーツカー」と表現しており、加えて「MC12」の正当な後継そしてエボリューションモデルである、とも述べています。

すでにプロトタイプは走行を開始

マセラティはすでにMC20についてティーザーキャンペーンをスタートさせていて、アルファロメオ4Cの車体を使用したプロトタイプの画像、そしてサウンドもも公開済み。
これまでマセラティはフェラーリからエンジンの供給を受けてきたもの、すでにその契約を解除しており、この新型スーパースポーツに搭載されるエンジンは「マセラティ自社製」となることも公表されています。

マセラティが「新型スポーツカー」のティーザー画像を公開!ミドシップレイアウトを採用し2020年5月に発表。サウンドも拝聴可能

プロトタイプにアルファロメオ4Cの車体を流用していること、12Cの後継という発言を鑑みるに、新型スーパースポーツ=MC20はカーボンモノコックシャシーを採用すると考えられますが、これまでラグジュアリー路線に転じていたマセラティがサーキットにカムバックするというのはかなりなインパクトがあり、続報には期待したいところ。

なお、MC20については5月にその姿がお披露目されるとのことなので、あと少しの辛抱でもありますね。

マセラティMC12はこんなクルマ

マセラティMC12はレース参戦を目的として開発され、2004年にマセラティ設立90周年記念モデルという扱いにて発売されていて、ベースとなるのはエンツォ・フェラーリ(MC12はフェラーリの支援を受けて開発されている)。
搭載されるエンジンはフェラーリ製の6リッターV12ですが、マセラティによる変更が加えられ、出力はエンツォよりもやや低めの632PS。

実戦では非常に高い戦闘力を誇り、FIA GT選手権においては優れた戦績を残しています。

なお、2019年にはマセラティ自身が「アルファロメオ4Cをベースとしたクルマを発売」する可能性を示唆しており、今回のMC20がその計画を実現したものだと言えそうですね。

マセラティのボス「MC12みたいなモデルを出すかもしれん」。アルファ4Cのシャシーにフェラーリエンジンか

マセラティはほかに「エレクトリックスーパーカー」も

そしてマセラティはこのMC20のほかにエレクトリックスーパーカーも計画中。
つい先ごろにはそのモーターが発するサウンドを公開したところでもあり、このエレクトリックシステムは次期グラントゥーリズモのほか、新設計のスーパーカーにも搭載予定。
この「新設計のスーパーカー」はおそらくMC20のエレクトリック版になると見られていますが、「3モーター+4WD、800V」というパッケージングになると予想されていて、マセラティはガソリンエンジン、そしてエレクトリック両方において攻勢をかけてくるということになりますね。

【動画】マセラティがEVスポーツのサウンドを公開!なおEV第一弾はグラントゥーリズモ、そして5月には別途スーパースポーツも発表予定

VIA;Maserati

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