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【動画】「アーバンEVコンセプト」改め「ホンダe」!ホンダ初のEVがジュネーブに向けて公開に。このルックスで発売されれば間違いなく「買い」だ

2019/02/27

ここまでホンダが「ヤル」とは思ってなかった

ホンダ初のEVとして2017年にコンセプトモデルが公開された「アーバンEV」ですが、今回その「市販モデルに近い」最新プロトタイプが「ホンダe」として公開に。

実車はジュネーブ・モーターショーにてワールド・プレミアされる予定ではあるものの、今回トップギアはじめ、いくつかの限られたメディアに実車が公開されてようですね。

かなりホンダは頑張った

ホンダ・アーバンEVコンセプトはホンダが市販を前提に2017年のジュネーブ・モーターショーに出展したもの。
当時から「このままの姿で市販する」とホンダは発言しており、その後に目撃されたプロトタイプ(カモフラージュつき)の姿もその期待をさらに高めるものであったと思います。

▲こちらは2017年発表当時の「アーバンEVコンセプト」。初代シビックがモチーフ

なお、プロトタイプが目撃されるようになった頃から「(コンセプトモデルとは異なり(5ドアになる)」「名称はアーバンEVではない」と言われ、そして今回公開されたプロトタイプはそれを示すように「5ドア」そして名称は「ホンダe」へと改名。

ホンダeは「アーバンEVコンセプト」に比較するとやや長く(5ドアなので)、ルーフの形状が変更され(ちょっと丸くなった印象がある)、フェンダーの張り出しが小さくなり、かつドアの開く方向が「通常(アーバンEVコンセプトはロールスロイスのようなコーチドアだった)」になっているものの、全体的な雰囲気は「そのまま」と言ってもいいかもしれません。

後部ドアのハンドルはピラー内蔵で「3ドア風」。

そしてフロントドアのハンドルは「ポップアップ」。
全体的なシルエットや、タイヤとボディとのバランスについては「市販モデルへ移行するにあたって現実的なものになる」と予測しており、今回のホンダeはその意味では想像の範囲内。

しかし、ここまで(ウインドウやバンパーも含めて)ホンダが”フラッシュサーフェス化”を再現してきたのは予想外で、これについてはホンダを褒め称えたい、と思います。

なおドアミラーの代わりにカメラを装着していますが、これは「法規的な問題で」市販時には普通のミラーとなるかもしれません(現在、この”ミラーレス”が許可されているのは日本だけ)。

現時点でスペック詳細の公表はないものの、ホンダは「一回の充電で200キロ位走れる」としており、急速充電器を使用すれば30分でバッテリー容量の80%まで充電できる、と述べています。

ヘッドライト、テールランプはアーバンEVのイメージを色濃く残すところ。
動画では「起動時」のウエルカムシークエンス(ヘッドライトがグラフィカルに点灯する)を見ることができ、さらにポルシェも市販初のEVである「タイカン」ではアニメーションを採用すると見られ、EVにおいてはこういった演出が主流になるかもしれませんね。

そして動画ではインテリアも紹介。

インテリアの画像については先日ホンダがティーザー画像をリリースしていますが、かなり高い品質を持っており、それは「このまま生産に移れそう」なほど。

https://intensive911.com/?p=170886

動画ではそのインフォテイメントシステムの操作方法についても解説。
内装が「ほぼ市販モデル同様」であれば、外装もやはり「市販モデル同様」と考えられ、そしてこの姿で市販されるとなるとかなりな人気となるのかもしれません。

ただ、問題は「価格と航続距離」で、価格は現時点では不明ではあるものの、先日発表されたプジョー208のエレクトリックバージョン「e-208」は一回の充電で340キロ以上の走行が可能だとされており、となるとホンダeはそれに遠く届かず、その状況で価格的にホンダeがプジョーe-208を上回ることになるようなことがあれば、当然「売れない」ということになりますね。

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