| ただしヘッドライトはこの二台のシビック・タイプRの間で相違があるようだ |
このタイプRがおそらく「ガソリン世代最後のタイプR」となりそうなのはちょっと寂しい
さて、新型ホンダ・シビック・タイプRの試作車がニュルブルクリンクを走る姿が目撃に。
実際のところ、つい2週間ほど前にも新型シビック・タイプRがニュルブルクリンクを訪れた様子がスパイ系ユーチューバーによって撮影されていますが、その際には比較的ゆっくりと一周を走っただけでひきあげてしまい、しかし今回は数周をこなしているようです。
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ニュルブルクリンクを走るホンダ・シビック・タイプRは2台
そして今回ニュルブルクリンクで目撃された新型シビック・タイプRは二台で、まずこちらは(ニュルブルクリンク近郊の)ガソリンスタンドにて給油を行う、「白いカモフラージュが施された」個体。
給油後にはいざニュルブルクリンクへ。
結構近距離にて撮影されており、カモフラージュ越しにも比較的そのディティールを把握しやすくなっています。
これまでに目撃された別のプロトタイプとは大差なく、専用のフロントバンパー(左右端が閉じている)、ワイドなフロントフェンダー(後端にエア抜き用のスリットがある)、これもワイドで低いサイドステップ、やはりワイドなリアフェンダー、そしてステー付きのリアウイングを確認可能。
そしてニュルブルクリンクを走行する姿も収められています。
なお、動画には先日目撃された「赤いカモフラージュを身にまとう」新型シビック・タイプRの姿も。
ただ、白いほうと比較するとヘッドライト内部の発光形状が異なるようで、オプション装着の有無もしくは仕様地違いなのかもしれません。
その他の部分は白いほうと同様に見え、大型リアディフューザーや3本出しテールパイプも健在です。
新型シビック・タイプRはどんなクルマに?
現在新型シビック・タイプRについてわかっていることはあまり多くはなく、しかし搭載されるエンジンは2リッター4気筒ターボを継続し、駆動方式もFFになるであろうことは「まず確定」。
出力については向上が期待されるものの、規制によってその上昇幅は「わずか」に抑えられる可能性もあるといい、よって代わりにホンダは軽量化やハンドリングに注力する可能性が大きそう。
実際のところ(セダンボディですが)シビックSiも同様の方向性にてチューニングを行っているので、新型タイプRもこれに倣うのかもしれませんね。
加えて、新型シビック・タイプRは「欧州市場では最後のガソリンエンジンを搭載するホンダ車」となることが決定しており、世界的に見ても「最後のガソリンエンジンのみで走るタイプR」になるのは間違いなさそう。
よってホンダは、新型シビック・タイプRを「原点回帰」させ、長きに渡ってその価値を維持もしくは向上させるべく”ピュアさ”を追求する可能性もありそうです。
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参照:CarSpyMedia