ソニー・ホンダモビリティ「AFEELA（アフィーラ）」とK-POPバーチャルアイドル「APOKI（アポキ）」とがコラボ！新曲MVの中で思う存分に走行する【動画】

｜　このコラボはAPOKI側からの働きかけで実現し、同時にアフィーラの世界観も十分に表現される　｜

EVとバーチャルアイドルとは「相性がいい」？

ソニーとホンダとの合弁会社、ソニー・ホンダモビリティは市販車ブランドの名称が「AFEELA（アフィーラ）」となること、そして市販第一号となるであろうコンセプトカーを発表しています。

このコンセプトカーは、以前にソニーが開発を進めていたヴィジョンS（Vision-S）の改良版だと思われますが、現時点では具体的なスペックなど公表されておらず、しかし今回は韓国のバーチャル・ポップ・スター、APOKI（アポキ）の新作ミュージックビデオに登場し、その走行する姿や様々な機能をお披露目することに。

ソニー・ホンダモビリティ AFEELA（アフィーラ）はこんなクルマ

今回APOKIのミュージックビデオに登場したアフィーラは先日公開されたオフィシャルフォト同様の「シルバー」。

このビデオの中では、もしかするとAPOKIよりも長い時間登場しているかも。

今回のコラボレーションについては、「モビリティイノベーションを追求するメッセージに共鳴した」というAPOKIサイドからソニー・ホンダ・モビリティに対して打診を行ったことからはじまったそうですが、ソニー・ホンダ・モビリティはプレスリリースの中で「他の数あるバーチャルアーティストの中でも、特にアポキの革新的で芸術的な創造性に惹かれた」ことが、提携の決め手となったようですね。

現時点でこのアフィーラは2025年に納車を開始する予定だとされ、エンジニアリング面はホンダが担当し、ソニーはそのソフト面を支えることになる、とアナウンスされています。

クラウドベースのソフトウェア、レベル3の自律走行、そしてダッシュボード全体に広がるディスプレイによる豊富なエンターテインメント・オプションを持っており、PlayStation5を搭載する可能性もあると言われていますね。

なお、フロントの「メディアバー」には様々な情報を表示することができ、車外とインタラクティブな情報交換ができるとされています。

APOKIは韓国のナンバーワン・バーチャルインフルエンサー

このAPOKIは韓国の技術系スタートアップであるAFUN Interactive社が2019年2月に制作したバーチャルアイドルで、2022年6月には韓国のナンバーワン・バーチャルインフルエンサーにも選出されています。

「宇宙のどこかに住むウサギ」という設定を持っており、登場初期にはBLACKPINKやBTSの曲をカバーした動画をYoutubeやTikTokへと公開することで人気を集めていますが、現在ではウサギ設定がちょっと薄れているようでもありますね（顔立ちもちょっとエキゾチックになった）。

ちなみにこちらはBLACKPINKのカバー。

2021年にはオリジナル曲を発表するにいたり、今回アフィーラとのコラボレーションを行った曲もまたオリジナルの新曲「MOOD V5」です。

参考までに、「APOKI（アポキ）」は「アポロ」と「トッキ（韓国語でウサギを意味）」とをかけあわせた造語だそうで、そのSF設定とアフィーラとの世界観がよくマッチしている、と思います。

もう一つ参考までにですが、ポルシェはタイカンのプロモーションにおいて「バーチャルヒューマン」IMMAとのコラボレーションを行っており、たしかにEVとバーチャルアイドルとの組み合わせは相性が良いのかもしれず、今後も同様の例が出てくるかもしれませんね。

新しい時代へ向けて、ポルシェが出した一つの答え、Taycan。新しい時代の表現に挑戦し、テクノロジーと人との垣根を超えた、日本を代表するVirtual Human @imma_tw。
これがTaycanとimmaがともに作り出す未来。 Taycan、いよいよ日本に登場。#Porsche #Taycan #SoulElectrified #それは電動化された魂 pic.twitter.com/zAuc8J6Cd5

— ポルシェジャパン (@PorscheJP) November 18, 2019

ソニー・ホンダ・モビリティ「アフィーラ」とAPOKIとのコラボ動画はこちら

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参照：APOKI