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マツダ3快進撃!WWCOTYに続き、中国カーオブザイヤーの栄冠、欧州でもECOTYにノミネートされる。なお中国では「アクセラ(昴克賽拉)」の名が残されている

2019/11/25

| 中国だとMAZDA3 昴克賽拉 を名乗り、マツダ3とアクセラ両方のネーミングを持つ |

先日、 ワールド・ウーマン・カー・オブ・ザ・イヤー(WWCOTY) にマツダ3が選出されたという報道を紹介しましたが、今回はそのマツダ3が「2020チャイナ・カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた、というニュース。
この2020チャイナ・カー・オブ・ザ・イヤーの候補者は194台、そしてその中からファイナリストに残った10台を、38名の審査員が採点する、というもの。

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中国のマツダ3は「中国生産」

なお、中国で販売されるマツダ3は「現地生産」。
現在はセダンボディのみが販売されており、現地のサイトを見ると「先代MAZDA3」も併売されているようです。
ちなみに先代の名称は「MAZDA3 AXELA」で、この価格は11.49人民元(邦貨換算で178万円)。※中国では、価格差を設けて従来型を併売することも珍しくない
新型MAZDA3は「次生代MAZDA3」と表記されていますが、一部では「AXELA」の表記が見られるので、日本とは異なり、アクセラ(中国語では ”昴克賽拉”)の名を継続しているようですね。
ちなみに今年8月から販売されている新型MAZDA3”昴克賽拉”の価格は11.59人民元なので先代とはあまり価格差がなく、こちらは約180万円ほどという価格設定です。※日本だと251万円~

グレード展開は1.5リッター版が2種類、2リッター版が4種類ラインアップされ、ボディカラーは6色がラインアップ。
この「6色」については日本とほぼ同じ内容に見えますが、「ディープクリスタルブルーマイカ」のみが中国では用意されていないようですね(日本はこれを含めた7色展開)。

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マツダ3は中国で「異例」の高評価

中国におけるマツダの合弁相手は「重慶長安汽車股份有限公司」で、中国版マツダ3はこことマツダとの合弁会社によって生産されるということになりますが、コンパクトカーが2020チャイナ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得する、というのはかなりめずらしい例。

たとえば昨年のチャイナ・カー・オブ・ザ・イヤーはレクサスESが栄冠を勝ち取っており、最終選考に残ったのはトヨタ・カムリやアウディA8Lといったクルマ。
その前の年、2018年だとボルボS90がカー・オブ・ザ・イヤー(同じく最終まで残ったのがBMW 5シリーズ・ロングホイールベース、レンジローバー・ヴェラール)に選ばれています。
2017年まで遡るとメルセデス・ベンツEクラス・ロングホイールベースが選出されていて、つまりは「比較的大きく、快適なクルマ」が選ばれる傾向があることもわかりますね。

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そんな中で、コンパクトカーであるマツダ3がチャイナ・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのは異例中の異例だと言えそうですが、それもやはりマツダ3の設計思想、そしてその高い完成度が評価されたからだと言えそうです。

なお、マツダ3は欧州においても「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされており、こちらの最終選考結果は2020年3月のジュネーブ・モーターショーにて発表が行われる、とのこと。

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