| 東京オートサロンでの発表時にはなかった「トランクリッドスポイラー」の装着も |
現時点ではスピリット レーシング RSの価格や生産台数については言及されていない
さて、マツダは今年のはじめに開催された東京オートサロンにて「マツダスピリットレーシングを発足させ、2リッターバージョンのロードスターを発売する」という発表を行っていますが、今回その市販化に向けたプロトタイプと見られる車両がニュルブルクリンクにて目撃されることに。
今回インスタグラムに公開されたスパイフォトを見てみると、フロントには大型スプリッター、サイドとリアにもやや張り出したスカートが装着され、足元にはレイズ製と思われる6本スポークホイールが装着されていることがわかります。
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ただしマツダスピリットレーシング ロードスター(スピリット レーシング RS)は市販に向けて小変更
さらに今回のスパイフォトを見てわかるのは、「スピリット レーシング RS コンセプト」には存在しなかったトランクリッドスポイラーが装着されていることで、これは当然ながらダウンフォースの強化を目的としているのだと思われます。
このスポイラーは「スプリット」形状を持ち、そしてこの”スプリット”はマツダスピリットレーシングにおけるデザイン面での一つのアイコンとして機能することとなりそうですね(フロントスプリッターも同様である)。
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ちょっと興味を惹かれるのはそのボディカラーで、前半分がマットブラックそしてリアはマットグレー。
そしてその中央にはマツダが「マツダスピリットレーシングのロゴ」として意匠登録を行った「R」マークがあしらわれ、なかなかにカッコいいカラーリングです(スプリッターはグレー仕上げ、そしてマツダ スピリット レーシング RSコンセプトでも見られたボンネット上のグラフィックが再現されている)。
このマツダ スピリット レーシング RSコンセプトの市販バージョンにつき、その発売時期については触れられていないものの、テスト車両が走行しているということは「そう遠くない未来」に発売されると考えてよく、もしかすると「ロードスター35周年記念」にあわせて登場する可能性があるのかもしれません。
なお、マツダはこれとは別に「ロードスター発表35周年記念モデル」の投入を示唆しており、期間限定モデルとして登場することがおぼろげながらもわかっているほか、ボディカラーには「ブリティッシュ レーシング グリーンまたはイエロー」が採用される可能性があるといい、しかし先月開催されたロードスター軽井沢ミーティングでは「ゴールド」を採用することが開発担当者からほのめかされています。
いずれにせよ、ロードスター35周年の折に「特別なロードスター」が登場することは間違いなく、続報を待ちたいところですね。
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参照:rollendereporter(Instagram)