| 中国にはこんなクルマが走っている |
中国で見かけた車たち、「その2」。
まずはホンダ・シビック・セダンですが、これはけっこうカスタムしてあるようで、レッドの外装に各部パーツをブラック化。
フロントグリルのパーツに始まり、ドアハンドルもブラックですね。
車高も落ち、ホイールもセンターロック風に交換されています。
漢字エンブレムは何度見ても違和感がある
プジョーも中国っぽい、筆文字みたいな漢字エンブレム。
すっかり落ちぶれてしまったイギリスの名門、ローバー(今は中国資本で、ローバーの一部の権利を上海汽車が所有し”栄威”として展開)。
最近ちょっと増えてきたアメ車。
フォード・マスタング、ダッジ・チャレンジャー、シボレー・カマロを時折見かけます(輸入車扱いなので、日本よりもずっと高価)。
フォルクスワーゲンのエントリーブランド、シュコダ。
合弁会社はフォルクスワーゲンと同じですね。
なかなか格好良い、MGの車。
時々見かけるテスラ・モデルX(香港ではモデルSのほうが多いが、中国だとモデルXのほうが多い)。
電気自動車なのでナンバープレートがグリーンですね。
かなり珍しい、マツダ・ロードスター。
中国では「大きい方がエライ」「室内が広い方がエライ」なのでスポーツクーペは少数派。
しかもマツダ・ロードスターは輸入車に該当するので、中国の自動車市場においては相当に高いクルマであり、日本でいうと「ポルシェ・ケイマン」くらいのイメージ(もっと高いかもしれない)。
これも中国の車?「JMC」とあります。
見たことがないトヨタ車。
日産のエンブレムは「東風日産」。
こちらは中国のメーカーで、星型エンブレムを装着。
こちらも中国の自動車メーカー、BYD。
中国車のデザインレベルは「まだまだ」で、80年代くらいの日本のファミリーカーくらいのイメージですが、HAVAL(ハーヴァル)やヴェヌーシアのように外国名の自社ブランドを立ち上げるところはけっこうイケてるデザインを持っており、ときどき「これどこの車?」と驚かされることも。
そして数年前に比べると「モロにパクリ」の車が減っており、それは大きく改善したところだと言えそう。
以前は、たとえばトヨタbBが路上に止まっていて、「へえーこっちでもbB売ってんのか」と思って見てみると、エンブレムがトヨタと全然違っていて「長城汽車」だったり(トヨタとは全く関係のない会社で、つまり完全コピー)ということがあったものの、さすがにそういったことはここ最近はなくなったように思います。
他の画像はFacebookのアルバム「上海で見かけた車たち」に保存中。