ケン・ブロックの娘、リア・ブロックが亡き父の最初のレーシングカーと同じカラーのスバルBRZにてレースに参戦！仲間からも「あなたの父も誇りに思うでしょう」と祝福のコメント

｜　リア・ブロックはすでに選手権で7回の優勝を記録、しかしFRで戦うのははじめてらしい　｜

この「スノーカモ」はケン・ブロックにとって「馴染みが深い」カラーリングらしい

さて、今年1月3日にはケン・ブロックが事故にて他界するという悲しい出来事がありましたが、今回はケン・ブロックの娘であるリア・ブロックが「父をイメージした特別なカラーリングを施したスバルBRZで」レースに臨むとの報道。

このホワイト、グレー、ゴールドのカラーリングは、18年前、ケン・ブロックが初めて自身の競技用車両に描いていたカモフラージュパターンをモチーフにしているのだそう。

このスバルBRZはアメリカンラリーアソシエーション選手権に参戦予定

リア・ブロックによれば「今年はタフな年になりそうです。でも、父が愛したこと、そして今も愛していることをやって戻ってこれて幸せです。このスノーカモとゴールドのデザインは、2005年に父が作った一番最初のレーシングカーに採用されていたカラーリングへのオマージュです」。

そしてリア・ブロックはこのスバルBRZを駆ってアメリカンラリーアソシエーション選手権（2023年のレースシーズン）を戦うといい、すでに彼女はこれまでの参戦によって7回の優勝を記録しているそうですが、それまでのマシンは（FFの）フォード・フィエスタであったため、FR車を用いての参戦は今回がじはじめてだと述べ、加えて「今年はこのFRのスバルBRZに乗り換えてアメリカンラリーアソシエーション選手権を戦うことになり、わくわくしています。このBRZの（カラーリングの）見え方が大好きです」とも。

支持者からの温かいコメントも続々

今回の発表ののち、（リア・ブロックの）スケートボード仲間であるバッキー・ラセック、そしてケン・ブロックと頻繁にコラボレーションを行っていたブライアン・スコットなど、リア・ブロックとケン・ブロックの仲間たちからも温かいコメントが寄せられており、いかにケン・ブロックの人望が厚かったかもわかろうというもの。

なお、ブライアン・スコットは、「このカラーリングは、私にとって特別なものです。なぜなら、あなたのお父さんとお母さんに初めて会ったのは、ガムボール3000で、一緒にスノーカモをボディに表現したスバルSTIで旅をした時だったからです。今、あなたがこのカラーリングをふたたび身にまとうクルマをドライブする姿を見ることができ、私はとても嬉しく思います。 あなたのお父さんも、きっと誇りに思うでしょう」と語り、その感動を隠すことができないもよう。

このカラーリング「スノーカモ」はケン・ブロックを象徴するカラーでもあるようで、今年1月（ケン・ブロックが亡くなった直後）にはジムカーナ仲間のトラビス・パストラーナが、ケベック州で行われたナイトロ・ラリークロスレースにてスノーカモのトリビュートカラーリング車両に施したという例も。

なお、長らくパートナーシップ関係にあったフォードは、2023年のレースシーズンを始めるにあたり、レース車両1台1台にケン・ブロックのトリビュートステッカーを追加している、と報じられています。

この投稿をInstagramで見る

Lia Block(@liakblock)がシェアした投稿

この投稿をInstagramで見る

Ken Block(@kblock43)がシェアした投稿

合わせて読みたい、ケン・ブロック関連投稿

参照：kblock43