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「より軽く、より速く、よりシャープに」。新型スイフトが公開。快適性や安全性も向上

スズキが3世代目となる「スイフト・スポーツ」をフランクフルト・モーターショーにて公開。
エンジンはこれまでの1.6リッターに変わって新開発の「ブースタージェット」1.4リッターが与えられ、138馬力を発生。

新型スイフトのハイライトは大きく分けて3つで、「ホットハッチとしてのパフォーマンス向上」「ヴィジュアル強化」「ドライバーエクスペリエンスの進化」とスズキは発表しています。
スズキによるフランクフルト・モーターショー専用サイトはこちら(画像・スペックなど随時更新される模様)
こちらはスズキによるプレスリリース(英語版)

「ホットハッチとしてのパフォーマンス向上」については先代比-80キロの軽量化が挙げられ、これによって重量わずか970キロへ。
ハンドリングが向上し、パフォーマンスはこれまでにない次元にまで引き上げられている、としていますね。
加えてプラットフォームは軽量なだけではなく、これまでのモデルで最も強固なものとなり、新型スイフト・スポーツの走りを支えることに。

トランスミッションはこれまで通り6MTがラインアップされますが、スムーズさ、フィーリング、堅牢さを増しているようです。

フロントサスペンションはモンロー製ダンパーを使用し、当然アンチロールバーもチューンされ、ハブとホイールベアリングも一体化させて剛性を増した、とのこと。
リアサスペンションはスイフトスポーツ専用設計となり、トー方向で1.4倍、キャンバーでは3倍の剛性を確保している、と公開されています。

こういった改善を受けながらも、さらに日常性を向上させたとし、クラッチの扱いやすさ、シフトフィール、シートの快適性についても先代をしのぐ模様。

「ヴィジュアル強化」については専用フロントグリルやバンパー、リップスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、ルーフエンドスポイラー、17インチ(ポリッシュ仕上げ)アルミホイール、デュアルエキゾーストによって力強いルックスを実現、とのこと。

グリルはハニカム、フロントスポイラー/サイドステップ/リアディフューザーなどにはカーボン風のエンボス加工が施されています。

「ドライバーエクスペリエンスの進化」については、アクセントパネルやカラーコントラストを採用したメーターによる視覚的インパクト増加、D型形状を持つステアリングホイール、クロームの加飾が施されたシフトノブ、セミバケットシートやそこに使用される素材によってドライバーと車との一体感を演出している、と述べています。

なお7インチサイズのインフォテイメントシステム、3Dナビゲーションも装備として挙げられているものの、ここは日本仕様だと変更があるかもしれません。

その他はデュルセンサーブレーキサポート、レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)、アクティブ・クルーズ・コントロール、前方衝突軽減ブレーキアシストなどの安全/快適装備も充実。
このあたりはほかグレードのスイフトに装備される安全性と共通と考えてよさそうですね。

スズキによると「より軽く、より速く、よりシャープに」とのことですが、発表された内容を見る限りその言葉以上のものがあるようで、また一つ魅力的なホットハッチが誕生したことになります。

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