BMW8シリーズ・カブリオレに真っ向から対抗か
トヨタ(レクサス)が突如として「レクサスLCコンバーチブル・コンセプト」を公開。
実車はデトロイトショーでのお披露目になるとのことですが、一足お先にオンラインでの公開となります。
レクサスのチーフデザイナー、森忠雄氏によると「LCクーペが本来持つ美点と、オープンモデルのダイナミックさをブレンドした」とのことで、ブランドの進化を表している、と紹介されています。
コンセプトといえども市販は間違いなし
なお、今回のモデルは「レクサスLCコンバーチブル・コンセプト」と名がつくものの、発売はまず間違いのないモデル。
よって各部のデザインも「(ドアミラー含めて)無理のない」もので、今すぐ発売してもおかしくはないと思えるほどの完成度を持っています。
なお、リアフェンダー形状、オープン/クローズ時の印象はクーペと大きく変わりっていて、シート後方に「スピードスターカバー」のようなコブも確認可能。
全長は4770ミリ、全幅は1920ミリ、全高は1340ミリというサイズを持ち、LCクーペに比べると10ミリ長く、5ミリ低い数字となっています(ホイールベース、全幅はクーぺ、コンバーチブル共に同じ)。
なおAピラー左右の中間はブラックアウトされ、視覚的に重心を低く見せているようですね。
「コンセプト」特有と思われる部分だと「22インチ」という巨大なホイールサイズや、タイヤとタイヤハウスとのクリアランスの小ささであり、この辺りは市販時に「現実的な」ものへと改められることになりそう。
なおルーフは「ソフトトップ」。
こちらが閉じた状態ですが、かなりコンパクトに仕上がってることがわかります(リアデッキが意外と高い)。
レクサスLCコンバーチブル・コンセプトのインテリアは「はてしなくエレガント」
レクサスLCコンバーチブル・コンセプトのインテリアは「ホワイト」、そしてレザーに施されるステッチは「イエロー」。
レクサスはスポーツモデルにおいて「イエロー」を多用する傾向にあり、スポーツモデルの「イメージカラー」として根付かせたいのかもしれません。
レクサスは「LCコンバーチブル・コンセプト」の動画も公開
なお、今回はデトロイトモーターショーでの発表なので「(アメリカでは一般的な)コンバーチブル」という名称が与えられてはいるものの、実際の発売時には「コンバーチブル」という車名になるのかどうかは不明(”カブリオレ”かもしれないし”ロードスター”かもしれない)。