レクサスはもともと「F」を拡充する計画を持っている
レクサスは先日「RC F トラックエディション」を発表したところですが、これは60台の限定生産となる見込み。
そしてレクサス副社長、クーパー・エリクセン氏がメディアに語ったところでは「40台がホワイト、20台がマットグレー」になる、とのこと。
なお、この「ホワイトとグレー」の組み合わせは新型トヨタGRスープラの北米専用初回限定モデル(ローンチエディション/ホワイト)、欧州市場専用初回限定モデル(A90エディション/マットグレー)と同じ組み合わせ。
さらにアメリカにてオークションにかけられた「生産第一号」のスープラもマットグレーですね。
そしてこのカラー選定を見る限り、トヨタ(レクサス)はマットグレーとホワイトがやたら好きなのかとは思うものの、やはりその地域の嗜好を反映させた可能性が高く、というのも米国では「ホワイト」が非常に好まれ(逆に欧州では人気がない)、欧州では「マットグレー」が現在高い人気を誇っている、とも言われます(よって欧州に出荷しているバイクにはマットグレーを採用しているモデルが多い)。
レクサスはトヨタともにスポーツカーに注力か
話をレクサスRC Fに戻すと、この「トラックエディション」はブレンボ製のカーボンセラミックブレーキ、カーボンファイバー製のフロントスプリッター、ルーフ、フード、バンパー、リアシートパーテーションを装備。
これらによって80キロもの軽量化を実現したスパルタンモデルとなっています。
そして、クーパー・エリクソン氏によると、この「トラックエディション」は一発モノではなく、今後さらにバージョンアップされる可能性、そして他のモデルにも設定される可能性がある、とのこと。
つまりはこのRC Fについて、さらにパフォーマンスが向上させられる可能性があること、そして「GS F」にもトラックエディションが追加される可能性もある、ということですね。
さらにトヨタは「F」モデルの拡充も画策していると言われますが、「F」はメルセデス「AMG」、BMW「M」に相当するブランドではあるものの、メルセデス・ベンツ、BMW「がAMGやMを拡充し、ほとんどのモデルにそれらを設定しているのに対し、レクサスの場合はRC F、GF Fといった”ほんの一部”にしかFモデルが設定されておらず、(利益拡大を考えると)Fモデルの拡大、そしてトラックエディションの追加設定は現実的な話であるように思えます。
なお、一部では「レクサス打倒日産GT-Rをかかげたクルマを開発している」とも言われ、それはレクサスLC"F”になるという話もありますが、もしかするとレクサスLC Fに「トラックエディション」が追加されるのかも。
日本では「トラックエディション」を名乗らない?
日本のトヨタ本社から発行されたプレスリリースによると、この北米版「レクサスRC F トラックエディション(Track Edition)」は日本では「レクサスRC F パフォーマンスパッケージ(Performance package)だと紹介されており、特に限定とも記されておらず、日本だと「オプション扱い」で上述の装備を追加できる可能性もありそう。
名称が異なる理由は不明ですが、日本では「トラック」は「サーキット」を意味するTrackではなく、貨物車を意味するTruck(スペルが違う)と受け取られることが多く、「なんかむしろ重そう」なイメージがあるからなのかもしれません。