| 春に特別仕様の86を追加するのはもはや「恒例」となった |
トヨタが86に特別仕様車「GT BLACK LIMITED」を設定すると発表。
このGT BLACK LIMITED最大の特徴は「ハチロク」最後(1986年)の特別仕様車となる”GT APEXブラックリミテッド”を彷彿とさせる仕様を取り入れたことで、ボディカラーにはクリスタルブラックシリカ、ホイールにはブロンズを採用しています。
下の画像が当時の「スプリンタートレノ特別仕様車GT APEXブラックリミテッド」ですが、こちらはホイールやボディサイドのライン、TRUENOエンブレム、そして「BLACK LIMITED」の文字にゴールドが採用されています。
86 GT BLACK LIMITEDの限定台数は86台
今回の86 GT BLACK LIMITEDについては生産が86台に限定され(マニュアル・トランスミッション43台、オートマティック・トランスミッション43台)、商談申込みはすでに3月12日からスタートし、受付は4月16日まで。
その後申込者多数の場合は抽選を行い、5月21日の発売後に商談を行ってゆく、とのこと。
特別仕様の内容としては、ちょうど1年ほど前に発売された「TOYOTA 86 Britishi Green Limited(ブリティッシュグリーン・リミテッド)」と通じるものがあり、17インチブロンズ塗装ホイール(鍛造)、ブレンボ製ブレーキシステム(レッドキャリパー/フロント対向4ポット)、ザックス製ショックアブソーバーもブリティッシュグリーン・リミテッド同様。※ただしブリティシュグリーン・リミテッドではブロンズ塗装ホイールはオプション扱いだった
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加えてリアスポイラー、フロアアンダーカバーも両者に通じる特別装備です。
なお、オプションとしてさらに雰囲気を高める「ブロンズストライプ」も用意(22,000円)。
86 GT BLACK LIMITEDのインテリアはこうなっている
そしてこちらは86 GT BLACK LIMITEDの内装。
当然ながらブラック基調、そしてブロンズのアクセント。
ステアリングベゼル、シフトベゼル、レジスターリング、センタークラスター、ドアグリップにはキャストブラック塗装が施され、インストルメントパネルオーナメントにはグランリュクス素材(アルカンターラのような人工スウェード)が貼られ、「86 BLACK LIMITED」の刺繍入り。
ドアスイッチベース、ダイヤル式ヒーターコントロールパネルにはピアノブラック加飾が施されます。
メーターバイザーもやはりグランリュクスが貼られ、ステッチが入ります。
ドアトリムオーナメントもグランリュクス張り、そしてシートはブラックの本革とアルカンターラ(ダブルステッチ、そして部分的にパーフォレイト=穴あき仕上げ。なぜかここはグランリュクスではない)。
86 GT BLACK LIMITEDの価格については、6速マニュアルが3,518,600円、6速ATが3,586,000円。
昨年の86ブルティッシュグリーン・リミテッドの価格が3,251,880円だったので(ブロンズホイールが標準化されたせいか)、消費税増税も含めて価格が上がっているようですね。
VIA:TOYOTA