| キャンプ仕様にランドクルーザーをカスタムするのはなかなか珍しい |
すでにアラスカに到着、そこからさらに先に進みそうだ
さて、世界中では様々なトヨタ・ランドクルーザーのカスタムが見られますが、今回は「キャンピングカー」へとカスタムした一台が登場。
なお、ランクルは「世界のどんなところにでも出かけて行き、生きて帰ってくる」ことを開発の信条にしているといいますが、このランクルだと文字通りどんなところにでもキャンプへゆくことができそうです。
参考までに、こういった「オフローダーでキャンプに」という流れはここ数年のアメリカで非常にポピュラーになっているといい、レクサス/トヨタ、ホンダ、そのほか多くのメーカーが「オーバーランダー」コンセプトを発表していますね。
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世界中を旅する夫婦が選んだのはやはり「ランクル」
このランドクルーザーをカスタムしたのはティムとケイシーという夫婦ですが、この夫婦は過去2年間トラックにて南米を旅していたとのことで、そして今回「世界一周」を目指すためにアップグレードの対象として選んだのが「トヨタ・ランドクルーザー(80)」。
ランドクルーザーを選んだのはやはり「その悪路走破性を見込んで」のことですが、そのカスタムを依頼したのはドイツのマルテック社だと紹介されています。
このキャビンとルーフはカーボンファイバー製だそうですが、(カーボン素材の選択は)重量増加を嫌ったためかもしれませんね(やはり重くなるとオフロードでの走行性能や燃費が犠牲になり、僻地でマイナスに働くことが多い。とくに燃料の入手については深刻な問題となるようだ)。
ルーフにはスペアタイヤ、そしてシュノーケルも装備しますが、この夫婦の場合は「それっぽい格好を目指したのではなく、実用品として」装着しているのは間違いなさそう。
ルーフはポップアップ式、そしてリアハッチは跳ね上げ式(乗降に便利なラダーが装備されている)。
ランドクルーザー「オーバーランダー」のキャビン内はこういった仕様を持っている
ディーゼルエンジンによる発電機を用いることでIHヒーターや温水の供給装置を可動えていますが、電力供給に関しては、ルーフに備わるソーラーパネルからも行うことができるようですね。
こうやって見ると室内は広々。
必要なツールや生活用品は引き出しの中に整然と収納。
窓はもちろん開閉可能。
ソファはこんな感じでベッドに変更可能。
運転席はほぼノーマルのように見えますね。
なお、この夫婦はまずアラスカを目指すと述べていますが、その足跡はFacebookページ「Dirt Sunrise」にてたどることが可能です。
キャンプ仕様のトヨタ・ランドクルーザーを紹介する動画はこちら
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