>スバル(SUBARU) >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

GR86、スバルBRZに「10周年記念モデル」登場!GR86は特別カラーに期間限定受注、BRZは200台限定の狭き門

2022/07/26

GR86、スバルBRZに「10周年記念モデル」登場!GR86は特別カラーに期間限定受注、BRZは200台限定の狭き門

| GR86 10周年記念モデルは少し前に北米にて設定された特別仕様車に近い仕様を持っている |

両者の歴史が今後も末永く続くことを祈りたい

さて、トヨタGR86とスバルBRZ双方が「10周年」を記念して特別仕様車を発表。

GR86では「RZ ”10th Anniversary Limited”」、BRZでは「S "10th Anniversary Limited”」と銘打っており、発表のタイミングはもちろん、名称や特設サイトの構成についてもシンクロする部分が多く、ここはトヨタとスバルとの絆の強さを感じさせるところですね(現行世代のGR86、BRZの発表そのものも同時に行われた)。

ちなみに86とBRZは非常に高く評価しているクルマのひとつで、それは「ピュアだから」。

「走る、曲がる、止まる」において、ドライバーがちゃんと操作しないとうまく走れず、たとえばカーブを曲がるにしても、ちゃんと減速して荷重をフロントに移し、そこでステアリングを切って曲がり、ちゃんとシフトダウンもしておいてタコメーターの針を一定のゾーンに閉じ込め、しかし脱出時に丁寧にアクセルを踏みつつ駆動力によってクルマの向きを変えないと意図したラインを走らないわけですね。

【試乗:GR86】300万円台で買えるポルシェとのウワサは本当だった!正直これほどまでに驚かされた国産スポーツカーはほかにない
【試乗:GR86】300万円台で買えるポルシェとのウワサは本当だった!正直これほどまでに驚かされた国産スポーツカーはほかにない

| 走り出して数十メートルでもその素晴らしさを体感できる | これだけのクルマを作れるなら、トヨタはスープラも自社で開発すべきだった  さて、GR86に試乗してきたのでその印象をお届けしたいと思います ...

続きを見る

近代のスポーツカー、スーパースポーツの多くは電制デフを搭載し、どんな状況でも「ステアリングホイールを切れば切っただけ」曲がるという性質を持ちますが(つまりドライバーの技術ではなくクルマの性能に助けられている)、そういったクルマに慣れた感覚でテキトー86やBRZを運転していると「車線一本ぶんくらい外に」ふくらんでしまい、あれれと思ったりすることに(スピンを防ぐため、アンダーステアな設定を持っていると推測)。

こういった時、自分が高性能なクルマに助けられていかにズボラになっていたか、いかに運転の本質を忘れていたか、いかに運転がヘタであるかを思い知らされたりすることになり、86やBRZはそういった「素の自分」を映し出す鏡でもあり、ピュアだからこそこれができるのだとも考えています。

ちょっと前置きが長くなりましたが、ここで両者の仕様を見てみましょう。

GR86「RZ ”10th Anniversary Limited”」はこんなクルマ

このGR86 RZ ”10th Anniversary Limited”最大の特徴は特別色の「フレイムオレンジ」にボディがペイントされること(リアウインドウにも10周年記念ステッカーが貼られる)。

価格は6速マニュアル・トランスミッション搭載車が346万9000円、6速オートマチック社が363万2000円に設定されています。

ちなみに「台数限定」ではなく、2022年7月24日~9月30日までの期間限定受注車となるので、受注期間であれば「確実に買える」ということですね。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (4)

JUN
JUN
フロアに映っているのは先代86!

このカラーは北米にて導入されたGR86の特別仕様車と同じだと思われますが、リアスポイラーの有無、Cピラーのハッシュマークの有無、テールパイプのフィニッシュ、ホイールなどに相違があります(下の画像が北米仕様のスペシャルエディション)。

toyota-gr86 (4)

北米向けにオレンジのGR86「スペシャルエディション」が860台のみ限定販売!なお現地でのGR86カップは全14戦、賞金総額は1億3000万円
北米向けにオレンジのGR86「スペシャルエディション」が860台のみ限定販売!なお現地でのGR86カップは全14戦、賞金総額は1億3000万円

| トヨタは世界各地で「オレンジの86」を限定モデルとして販売してきた | これまでの例を見るに、日本でもオレンジペイントの限定モデルが導入される可能性がありそうだ さて、GRカローラ・モリゾウ・エデ ...

続きを見る

こちらがGR86 RZ ”10th Anniversary Limited”。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (3)

インテリアだと「オレンジパーフォレーション付きウルトラスエード+本革シート」「オレンジステッチ入りステアリングホイール」「オレンジステッチ入り本革シフトブーツ / 本革パーキングレバー+ブーツ」「オレンジステッチ入りドアトリムアームレスト」「10周年記念刺繍」「インストルメントパネルモール、センターコンソール加飾、各スイッチ類のブラック化」等の特別装備が追加されます。

ちなみにですが、GR86では「運転に集中できるよう」ドアハンドルや各種スイッチなどが目立たないように(もともと)ブラック仕様となっていて、BRZでは「操作する部分や可動する部分について」はそれとわかるようにシルバーなど目立つ色を使用しているといい、微妙に両者の考え方には差があるもよう。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (2)

GR86を見てきた!スバルBRZとはどう違うのか?GR86のほうが「スポーツカー」的要素が濃いようにボクは思う
GR86を見てきた!スバルBRZとはどう違うのか?GR86のほうが「スポーツカー」的要素が濃いようにボクは思う

| GR86とスバルBRZとはけっこう差があった | GR86のほうがより「スポーツカー」という演出がなされている さて、GR86を見てきたのでその内容について紹介したいと思います。御存知の通りGR8 ...

続きを見る

BRZ「S "10th Anniversary Limited”」はこんなクルマ

一方のBRZ S "10th Anniversary Limited”は2022年7月28日~9月30日までに200台のみが限定販売され(抽選ではなく早いもの勝ち。もう完売していそうだ)、6速マニュアル・トランスミッション車は338万8000円、6速オートマチック者は355万3000円。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (8)

ボディカラーについて、イメージカラーにWRブルー・パールが使用されていますが、他のカラーが選択できるのかどうかについては記載がないので不明です。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (7)

こちらの特別装備としては「18インチ マットブラックホイール」「10周年記念ステッカー」「ブラックペイント ドアミラー」「ブルーアクセント/ステッチ入りウルトラスエード+本革シート」「ブルーステッチ入りドアトリム」「ブルーステッチ入りシフトレバー/ハンドブレーキレバーブーツ」「ブルーステッチ入りステアリングホイール」「インパネ、シフトパネルのダークキャストメタリック加飾」「ラスターブラックBRZリヤオーナメント」など。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (11)

トヨタ86とスバルBRZはこんな歴史を持っている

そして今回、トヨタとスバルは86とBRZとの10年の歩みについても紹介しています。

Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (9) Toyota-GR86-Subaru-BRZ-10th (10) 52240695677_24f45578bf_o

GR86とBRZ「10th Anniversary」、そして10年の歴史を紹介する動画はこちら

参照:Toyota, SUBARU

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->スバル(SUBARU), >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)
-, , , ,