>中国/香港/台湾の自動車メーカー

中国より(現地では珍しい)小型軽量、シンプルでスパルタンな電動スポーツカー、SC-01が発売間近。チューナーが創業しシャオミの投資で実現する

2023/09/27

中国より(現地では珍しい)小型軽量、シンプルでスパルタンな電動スポーツカー、SC-01が発売間近。チューナーが創業しシャオミの投資で実現する

| 通常、中国ではこういったたぐいのクルマは好まれない |

大きく豪華で快適、そしてハイパワーなEVが一般的に現地で好まれる

さて、昨年10月には中国のSSC(スモール・スポーツ・カー=小跑车=XiaoPaoChe)なる新興EVメーカーがSC-01というコンパクトなスポーツカーの計画を発表していますが、1年の時を経てその生産モデルが公開されることに。

テスラ・ロードスターとランチア・ストラトスとをかけあわせたかのようなルックスは変わらず、「2023年に発売し、2023年第4四半期から生産を開始する」という予定も当時のまま(新興EVメーカーがちゃんと予定を守るのは世界的に見ても珍しい)。

中国から軽量コンパクト、そしてシンプルさを追求した安価なピュアエレクトリックスポーツ、SC-01が発表。ランチア・ストラトスっぽいけどなかなかいいクルマかも
中国から軽量コンパクト、そしてシンプルさを追求した安価なピュアエレクトリックスポーツ、SC-01が発表。ランチア・ストラトスっぽいけどなかなかいいクルマかも

| 大きくてパワフルなクルマが好きな中国でこの「軽量コンパクト」路線は珍しい | しかもこのコンセプトが内外装、そして構造にまで一貫して用いられる さて、中国の自動車ブランド「小跑车(小さいスポーツカ ...

続きを見る

SSC SC-01はこんなクルマ

このSSCの背景について触れてみると、創業者であるFeng Xiaotong氏はもともとチャイナ・カー・カスタムというチューニング会社を運営しており、そこへシャオミが投資することでスモール・スポーツ・カー(SSC)が誕生しています。※シャオミ創業者はSSCの取締役の一人である

そしてこのSSC SC-01は435馬力を発生するエレクトリックモーターを2基搭載したピュアEVで、その重量はわずか1,370kg、ボディサイズは全長4,105ミリ、全幅1,830ミリ、全高1,160ミリ、ホイールベースは2,500ミリ。

Slide-16_9-121-22

「大きな車」「ハイパワーEV」が大好きな中国には珍しく「コンパクトで、ほどほどの馬力に抑えられているEV」ということになりますが、0−100km/h加速3.5秒というまずまずのスペックを掲げることに。

ちなみにバッテリー容量は容量は60kWh(割と大きい)、一回の満充電あたり航続距離は520km、バッテリー容量の30%から80%までを25分で充電できるとされています。

Slide-16_9-121-17

ポルシェ911と並ぶといっそうそのコンパクトさが際立ちますね。

Slide-16_9-121-14

そしてチューニングカンパニーが手掛けるクルマだけあって「本気」の構造を持っていて、車体構造はなんと「鋼管スペースフレーム」。

EVではあるものの「スケートボード型」シャシーではなく、バッテリーはシート後方に積まれる「チェスト型」を採用し、つまりミドシップカーのようなバランスを持つということに。

9eb49c47ly1hi95tbfiykj20sj9ih7wh3

フロントアクスルに6ピストン、リアアクスルに4ピストンのブレーキキャリパーと350mmのディスクとを組み合わせており、サスペンションはレーシングカーよろしくプッシュロッド。※SSCいわく、このブレーキシステムはポルシェ911GT3よりも優れているとのこと

9eb49c47ly1hi95tbfiykj20sj9ih7wh2

SScSC-01のインテリアは大型LCDインストルメントクラスターとフラットボトム型3スポークステアリングホイールを備え、非常に簡素という印象です(このあたりはアルファロメオ4Cっぽい)。

エアコン、フロントワイパー等を操作するスイッチは「ルーフ」内張りにマウントさているといい、なかなかにユニークなレイアウトを持っていると言っていいのかも。

Slide-16_9-121-21

シートはカーボンファイバー製の「レーシングバケット」が装備され、あらゆる面で「高級、豪華、快適」が好まれる内装とは異なり、かなり面白いクルマだと思います。

ちなみに価格は(昨年の時点で)30万元(日本円だと600万円くらい)を目指すとコメントされていますが、実際には昨今のインフレによってもう少し高くなるのかもしれませんね。

Slide-16_9-121-18

合わせて読みたい、中国のスポーツカー関連投稿

中国製電動スーパーカー、K50が米企業によって再エンジニアリングされ、「GT」「GTRS」として発売予定。0-100km/h加速2秒以下、最高速は322km/h
中国製電動スーパーカー、K50が米企業によって再エンジニアリングされ、「GT」「GTRS」として発売予定。0-100km/h加速2秒以下、最高速は322km/h

| てっきりこのスーパーカープロジェクトは潰えたものと考えていたが | すでに中国では販売されているらしいが さて、中国の自動車メーカーの中ではかなり早い段階から「ピュアエレクトリックハイパーカー」構 ...

続きを見る

アップルじゃないけど「iCar」!中国の奇瑞汽車がスポーツカータイプのiCar GT、SUVボディのiCar 03を発表。ちゃんと商標を取得しているらしい
アップルじゃないけど「iCar」!中国の奇瑞汽車がスポーツカータイプのiCar GT、SUVボディのiCar 03を発表。ちゃんと商標を取得しているらしい

| このままゆくと、2-3年後の中国には「とんでもない車種数」が市場に出てくることになりそうだ | どう考えても消え去ってゆくEVメーカーのほうが「生き残る」メーカーより多いように感じられる さて、ア ...

続きを見る

【動画】通販サイトで中国から「スーパーEV」を取り寄せた!しかし届いたのは「ゴルフカートみたいな」クルマだった・・・

| これで320万円とは「許容し難い」 | さて、なにかと話題の中国。今回はアメリカ在住のユーチューバーが通販にて中国からEVを購入するという勇敢さを見せるも、予想通り返り討ちにあうといった動画が公開 ...

続きを見る

参照:Car News China

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->中国/香港/台湾の自動車メーカー
-, , , , ,