| オメガがNATOストラップを39パターン品揃え |
オメガ(OMEGA)がNATOストラップのラインナップを拡充。
今回オリンピックにちなんでオリンピック(5輪)カラー、そして18カ国の国旗を模したデザインなどを含めて39種類が選択できるように。
さらにはシーマスター(ダイバー)、プラネットオーシャン、スピードマスター(ムーンウォッチ)、スピードマスターレーシング、アワービジョン、グローブマスター、レイルマスター、アクアテラ等44モデルと39種類のNATOストラップとを組み合わせることができるコンフィギュレーターも公開されています。
NATOベルトが似合わない腕時計もある
早速組み合わせてみましたが、44×39ということで相当な種類があり、「コレ」といったものを選べない状態。
ただ、色の明るいNATOストラップと、「ゴールド」「ブラック」のケースとの相性は良くない、ということがなんとなくわかります(すごい違和感がある)。
なお、NATOストラップは「NATOベルト」とも呼ばれ、その名の通りNATO軍が使用することがその名称の由来(実際にNATO軍で使用されるものは”NATO G10”と呼ばれる)。
オメガの場合は第二次世界大戦中に英国空軍や英国海軍が着用したレザーもしくはキャンバス製ストラップがその元祖、とのこと。
なお映画「007スペクター」ではジェームズ・ボンドに扮するダニエル・クレイグがグレーとブラックとのツートンカラーNATOベルトを持つ「シーマスター300」を着用しており、これははおそらくショーン・コネリー時代に同様のベルトを持つロレックス・サブマリーナが使用されていたことへのオマージュ(オメガによると、セレクトしたのはオメガではなく、007シリーズの衣装担当、リンディ・ヘミングス)。
ちなみにショーン・コネリーが使用していたロレックス・サブマリーナは当時英国海軍将校に支給されていたもので、かつそれにNATOストラップを組み合わせているということは「自分は英国海軍の将校である」と主張しているようなもので「スパイとしては失格」だという声もありましたが、当時(信じられないことに)007はB級映画であり、そこまでの公証はなされなかったのかもしれません。
今回オメガでは単色やツートン、トリコロール他、「ナッパレザー」製のNATOベルトも揃えており、選択肢はかなり広い状態。
ぼくは現在NATOベルトを装着した腕時計を使用していませんが、オメガやホイヤー、ハミルトンあたりの腕時計にNATOベルトを取り付けてガンガン使うのも良さそうだ、と考えています。