| 以前にはチューダーがチタンケースを採用した直後にロレックスもチタンケースを採用している |
ベゼルインサートにもフォージドカーボンが採用に
さて、チューダー(TODOR)が2023年新作腕時計として「ペラゴス FXD アリンギ・レッドブル・レーシング(470,800円)」と「ペラゴス FXD クロノ アリンギ・レッドブル・レーシング(652,300円)」を発売。
これは2022年から提携関係にあるアリンギ・レッドブル・レーシングとのコラボレーションウォッチであり、限定ではなくレギュラーモデルとしての展開です。
最大の特徴はチューダー初のカーボンコンポジット製ケースを採用したことですが、チューダーはロレックスに先駆けチタンケースを採用したことがあり、その後まもなくロレックスもチタンケースを採用したという経緯があることを考えると、もしかすると今後ロレックスもカーボンコンポジットケースを採用することがあるのかもしれません。
-
ロレックス2023新作!ヨットマスター42に初のRLXチタン登場、スカイドゥエラーにはラバーブレスに新ムーブメントが搭載される【動画】
| ヨットマスターにチタンが登場したとなると次はサブマリーナーとエクスプローラーにもチタンを期待してしまう | なお、チタンを使用すると腕時計の重量は約1/3にまで軽量化できるようだ さて、ロレックス ...
続きを見る
ペラゴス FXD アリンギ・レッドブル・レーシングはこんな腕時計
そこでまず「ペラゴス FXD “アリンギ・レッドブル・レーシング(M25707KN-0001)」を見てみたいと思いますが、上述の通りケースはカーボンコンポジット、そして「マット」仕上げ。
ベゼルインサートも「鍛造カーボン」というユニークな仕様を持っており、しかし文字盤には「Red Bull」のレターが入らないようですね(全体的なカラーリングはレッドブルのイメージカラーを踏襲したもの)。
ケース径は42ミリ、ムーブメントはマニュファクチュール キャリバー MT5602 (COSC)、パワーリザーブは70時間、ケースバック(316Lステンレススチール)にはアリンギ・レッドブル・レーシングのロゴが刻印されます。
ダイヤルはブルー(マット)、風防はサファイアクリスタル(フラット)。
不トラップはブルーファブリック、そしてエンド部にレッドのステッチが入ります。
ペラゴス FXD クロノ アリンギ・レッドブル・レーシングはこんな腕時計
そしてこちらはクロノグラフ版のペラゴス FXD クロノ アリンギ・レッドブル・レーシング(M25807KN-0001)。
ケースやケースバック、風防の仕様は3針モデルに準じており、しかしこちらのケース径は「43ミリ」。
ムーブメントはマニュファクチュール キャリバー MT5813 (COSC)、パワーリザーブは70時間。
リュウズ、プッシュボタンはチタン製です。
ちなみにこのモデルは「ペラゴス」唯一のクロノグラフですが、ブラックベイ・クロノに比較して針が太く、かつ四角く大きいインデックス(ブラックベイ・クロノは丸)を持つというユニークな仕様を持っており、「レッドブルとのコラボ」を抜きにしても魅力的なモデルだと思います。
チューダーとアリンギ・レッドブル・レーシングとのコラボによるペラゴスを紹介する動画はこちら
あわせて読みたい、チューダー関連投稿
-
【動画】チューダーがロレックスの初代エクスプローラーIIっぽい「ブラックベイPRO」、GMTマスターIIのコンビっぽい「ブラックベイGMT S&G」を発表
| いったんはロレックスから「離れる」方向性を見せたチューダーだったが、今回はロレックスに「寄せて」きたようだ | 39ミリのブラックベイPROはなかなか魅力的 さて、チューダー(チュードル)も202 ...
続きを見る
-
チューダーが「ブラックベイ」「ブラックベイGMT」ほか、1954年に発売された同ブランド初のダイバーズウォッチへのオマージュ「BLACK BAY 54」を発表【動画】
| 今回の目玉はやはりバーガンディベセル採用の新型ブラックベイだろう | チューダー・ロイヤルのエレガントな仕様も見逃せない さて、ロレックスのディフュージョンブランドとしてスタートしたチューダー(か ...
続きを見る
-
【動画】チューダーがロレックス・エクスプローラーっぽい「レンジャー」発売!ロレックスにはないラバー/ファブリックストラップも用意され、お値段31万1300円から
| 普段遣いとしてチューダーを購入しようと考えることもあるが、よくよく考えると、ボクはふだん腕時計を身に着けない | チューダー・レンジャーは”ツールウォッチ”としては最適かも さて、2022年新作と ...
続きを見る
参照:TUDOR