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| これまでのバイオセラミック スクーバ フィフティファゾムスとはやや異なり、全体的に高い統一感を持っている |
そしてシリーズ通じての美しさは相変わらずである
さて、スウォッチが久しぶりにブランパンとのコラボレーションモデル”新作”として、7番目となる「バイオセラミック スクーバ フィフィティファゾムス ”ブルーラグーン”」を発売(60,500円)。
見ての通り印象的なブルーをまとうことが大きな特徴ですが、今回モチーフとなるウミウシ(これまでの各モデルともウミウシを題材にしている)は「タンブヤ・ムリネリ」です。
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バイオセラミック スクーバ フィフィティファゾムス ”ブルーラグーン”に用いられるブルーは「専用開発」
そしてこのバイオセラミック スクーバ フィフィティファゾムス ”ブルーラグーン”に使用される明るいブルーは専用に開発されたカラーだといい、ケースはもちろんピンバックルやストラップにもこのターコイズブルーが用いられます。
文字盤はマットな仕上げを持つ「スモーク」、時針に分針、秒針や「BLANCPAIN」「Swatch」「SCUBA」「Fifty Fathoms」文字はネイビーブルー、インデックスの縁取りもネイビーブルー。
もちろんインデックスや針に使用される夜光塗料はグレードAのスーパールミノヴァ。
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搭載されるムーブメントはもちろんスウォッチ独自の「SISTEM51(90時間のパワーリザーブを誇る自動巻き)」で、これはケースに直接パーツを組み込むことにより、その部品点数を減らしていることが特徴です。
一方、ムーブメントそのものをケースから取り外すことができないので「修理」「オーバーホール」ができないという指摘もありますが、おそらくは「修理やオーバーホールが必要なほど使い込む」人はそうそういないんじゃないかと思います(保証期間内において、製品に起因する問題が生じた場合は交換対応となる)。
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ちなみにケースと風防には「バイオ由来の樹脂」が使用されているものの、ケースバックに用いいられるのは「サファイアガラス」。
ストラップに用いられるのは海洋性廃棄物(主に投網)からリサイクルして作ったエコ素材です。
そして巻き上げローターにはウミウシとラグーンをイメージしたデジタルプリントが施されていますが、このプリントは立体感があり、システム51のパーツや構造と相まって芸術的とさえいえる表情を作り出していると思います。
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裏蓋外周に刻まれるのは「PASSION FOR DIVING – LICENCE TO EXPLORE – OCEAN BREATH – PROTECT WHAT YOU LOVE – IMMERSE YOURSELF」というこの腕時計のコンセプト。
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