| クロノグラフを取り除いてもナビタイマーらしさが損なわれていないのが「いかにもブライトリング」 |
正直、GMTモデルのブルー仕様はなかなかカッコいい
さて、「腕時計ブランドではもっとも高い人気を誇る」「新社会人がもっとも欲しいと思う」という統計結果もある腕時計ブランド、ブライトリングが新作を発表。
「ナビタイマー オートマチック41」「ナビタイマー オートマチックGMT 41」「ナビタイマーB12 クロノグラフ 41 コスモノート」「ナビタイマーB01 クロノグラフ 41」「ナビタイマーB01 クロノグラフ 46」といったモデルが追加されており、ここでそれらを見てみましょう。
ナビタイマー オートマチック GMT 41
まずはナビタイマー オートマチック GMT 41(776,600円)から紹介してみたいと思いますが、こちらはナビタイマーからクロノグラフを省き、しかしGMT化したというシリーズです。
GMT針は短く、よってGMT目盛りはダイヤル内側に表示されますが、すっきりした文字盤にアクセントを与えているのは「段差」そしてサンレイ仕上げ。
こちらのブルーバージョンはシリーズ唯一のブルーアクセントを持つ(ストラップ含む)同系色仕上げを採用しており、なかなかにエレガントな仕上がりです。
こちらのブラック文字盤はコントラスト強めで、ブライトリングらしい計算尺がもっとも目立つ仕様です。
このクリーム文字盤はちょっとレトロな印象ですね。
なお、ゴールドケースにグリーンダイヤルを持つナビタイマー オートマチック GMT 41(2,062,500円)もラインアップ。
ナビタイマー オートマチック 41
そして次はナビタイマー オートマチック 41。
こちらもナビタイマーからクロノグラフを取り除き、しかしGMT機能を装備しないという超シンプルバージョン。
しかし意外と価格はその分安くはなく、756,800円に設定されています。
そしてコンビモデル(1,306,800円)に・・・。
ゴールドモデル(1,993,200円)も。
ナビタイマー B12 / ナビタイマー B01
そして次はナビタイマー B12 クロノグラフ 41 コスモノート(2,959,000円)。
その名の通り宇宙飛行士向けとして開発された初代ナビタイマー コスモノートにインスピレーションを得たモデルであり、宇宙空間でも昼夜を区別できるようにと採用された「24時間表示」が独特の印象を与えます。
なお、このモデルは世界限定250本にて発売されており、 1962年5月24日に宇宙飛行士であるスコット・カーペンターが初代ナビタイマー コスモノートとともにマーキュリー・アトラス7号にて宇宙へと飛び立ったことを記念し、ケースバックにはその日付と「First Swiss wristwatch in space(世界初の宇宙に飛んだスイス製腕時計)」 という文字が刻印されています。
ダイヤルはグリーン、サブダイヤルはブラック、ケースはレッドゴールドというインパクトのある仕様がなんとも魅力的ですね。※今回発表された新作ナビタイマー(クロノグラフ)の中ではぼくのイチオシ
そして次はナビタイマー B01 クロノグラフ 41 ジャパン リミテッド(2,750,000円)。
1952年に登場した初代ナビタイマーにインスパイアされており、しかし現代的な要素とを織り交ぜることでタイムレスな雰囲気を持つ1本に仕上げられ、「ポリッシュとサテン(ブラシ)仕上げを交互に用いる」など見る角度によって印象が変わるという演出も。
なお、ナビタイマーは国際オーナーパイロット協会(AOPA)公式ウォッチとして登場していますが、最新版ナビタイマーではこのAOPAの(翼状の)シンボルが当時と同じく12時位置のバーインデックス下に戻されている点も見逃せません。
最後はナビタイマー B01 クロノグラフ 46(2,860,000円)。
ナビタイマー B01 クロノグラフ 41と同じく、ムーブメントにはブライトリング01を採用するものの、そのケース径が41ミリから46ミリへと拡大されたことが特筆すべき点であり、そのため文字盤上の「バランス」が独特のものへと変化しています。
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参照:Breitling