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マクラーレン・スピードテールのテストは最終章へ。最高速403km/hを達成して有終の美を飾り、2020年2月から納車開始

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| プロトタイプによる実走テストは1年におよび、すべての開発行程が終了 |

マクラーレンはそのハイパーカー「スピードテール」発表後にも(発売に向け)継続してテストを行っていますが、今回ケネディ宇宙センターにて「最高速度403km/h(250mph)を記録した」と発表。
これはマクラーレンのチーフ・テストドライバーであるケニー・ブラック氏が30回以上も滑走路上を走ることによって記録されたもので、当初掲げていた必達値である391km/hを超える数字、そして開発目標であった403km/hとぴったり同じ数字でもあります。

なお、この391km/hというのは1998年にマクラーレンF1が非公式ながらも記録した最高速であり、マクラーレンはスピードテールの企画段階からこの数値を超えることを標榜していたわけですね(マクラーレンF1は、当時すでに、現代においても達成が極めて困難な速度域に到達していた)。

マクラーレンが1998年、F1での最高速チャレンジ動画を公開。なお記録は今でも破られず

マクラーレンは1年かけてスピードテールのテストを行ってきた

マクラーレンは2018年10月にスピードテールを発表しているものの、この段階では「完全なるプロトタイプ」。
実際に路上を走行したわけではなく、2018年11月に入ってから走行可能な試作車を、実際に様々な環境にて走らせてテストを行うと発表しています。

マクラーレンがスピードテールのプロトタイプに「アルバート」と名付け、世界中で1年間テストを行うと発表

そしてプロトタイプにはいくつかの種類があり、なかでも「アルバート」と名付けられた個体は北米、欧州、アフリカにてシャシーダイナミクス、ブレーキ、ダンパー、タイヤ、NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)、操作性、快適性のテストを行ったことでも知られていますね。

そして今回目標速度に達した個体については(最高速にチャレンジしたということで)「アルバート」とは異なるものだと思われ、そしてマクラーレンはもともとスピードテールのテスト期間を「1年」だと定めており、今回の速度テストでちょうど1年が経過するとともに「テスト完了」ということになりそう。

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マクラーレンのマイク・フルーイットCEOは「この結果をもってスピードテールは来年から生産に移され、2月から納車される」ことを明らかにするとともに、「今回のハイスピードテストによって限界を超え、スピードテールの究極のパフォーマンス、優れたエンジニアリングが立証された。スピードテールは、マクラーレンのパイオニア精神を表し、これからのスーパーカー、ハイパーカーの新しいスタンダードとなりうる」とコメントしています。

マクラーレン・スピードテールはこんなクルマ

ここでマクラーレン・スピードテールについておさらいしておくと、これは「1035HPのハイブリッドハイパーカー」。
4リッターVガソリンターボエンジンは746馬力、トランスミッションに内蔵されたモーターは308馬力を発生(それぞれピークパワーの出るところが異なるので、最高出力=合計値ではない)。

バッテリーパックを積むために車体重量は720Sのの1,283kgよりも重い1,430kgとなり、ただしマクラーレンによると、このハイブリッドシステム単体でのパワーウエイトレシオは自動車業界「最良」。

空気抵抗についても「マクラーレンでもっとも少ない」値を記録し、これによって0-300km/hまでの加速に要するのはわずか12.8秒という数値がアナウンスされています。

限定台数は106台、そして価格は2億5000万円から(もちろん完売済み)。

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けっこう思い切ったスタイルで出てきたな。とことん滑らか、マクラーレン”スピードテール”登場

今まで明かされてなかったマクラーレン・スピードテールの最終スペック公開。「1035馬力」「モーターのみで走行できない」「ワイヤレスチャージ付」

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