さて、先日紹介したノースフェースとジュンヤワタナベ(コムデギャルソン)とのコラボパーカーを購入。
どうも入荷数が非常に少なく、いつもお世話になっているコムデギャルソンで在庫を当たってもらってようやく入手したことになりますが、とにかくコムデギャルソンのこういったコラボモデルはすぐに売り切れてしまうようです。
ただ、話を聞いてみるとやはり買ってゆくのは中国人が多いようで、「転売目的」であるようですね。
しばらく前から世界中の高級ブランドショップは中国人で占拠されるようになっていますが、彼らは「自分で着る/使うものを買う」のではなく「転売するため」に商品を購入している模様。
まずは店に行き、そこで「売れそうな」商品を見つけたら写真を撮って自分のSNSグループでシェア。
そこで「買う」という”客”を募り、買うという要望の数だけ「買って帰る」のが彼らの仕事となりますが、要は「買い付け代行」のようなものですね。
おおよそ50人ほど「顧客」がいれば商売が成り立つとされ、そうやって世界各国へと「買い付け旅行」に出ることができるのはある意味で羨ましい、とも思います。
話が逸れましたが今回購入した「THE NORTH FACE×JUNYA WATANABE COMME des GARCONS MAN(ノースフェイス×ジュンヤワタナベ コムデギャルソン マン)BC Duffle Hooded Parka」について、”ドッキング”をテーマにデザインされており、文字どおりノースフェイスのバッグとコムデギャルソンのパーカーがドッキングした仕様に。
袖部分が「ノースフェイス」になりますが、これはノースフェイスのバッグ(日本仕様ではなく本国アメリカ仕様とのこと)を一旦分解して「袖」に仕立て上げたもの。
デザイン的には「ライダーズ」っぽいもので、キルティングやジッパーが追加されています。
背中には「THE NORTH FACE」のワッペンも。
この「バッグを使用した」部分について、バッグそのものはアウトドア仕様のヘビーデューティーなターポリンの複合素材で、実際に着るとかなり「ゴワゴワ」し、そしてこの袖部分は重いのに、身頃などほか部分の生地が柔かいので「着ると袖が垂れさがったり」して実用性は皆無と言えますが、とりあえず雰囲気は良いのでヨシとしたいと思います。
なおタグはノースフェースを前面に出したもの。
サイズは「S」ですが実際はMくらい。
通常はこの下に日本のSサイズに当たる「SS」がラインアップされるものの、このモデルは「S」が一番小さいようですね。
全体像はこんな感じ。
せっかくイエローのTTを購入したのでイエローを選ぼうかと考えたものの、実際に着てみるとブラックの方がいいんじゃないかということになり、結局はブラックを購入しています。
構造としては「ライダース」なので、バイクの乗車状態に最適化されているものの、あまりに袖が「硬くて重い」ので車の運転には不向きかもしれません。
加えて袖が長く袖口も太いため、取り付けられているジッパーとともに車の内装を傷つける心配もあり、ちょっと車の運転には不向きのようですね。
ジュンヤワタナベ×ノースフェイス。2017秋冬アイテムがリリースに。ちょっとパーカーが欲しい件