ポルシェ911Rの先駆けともいえる、「クラシックな」ポルシェ911
ポルシェ911「スポーツクラシック」が中古市場に登場。
911スポーツクラシックは997世代の911をベースにした限定車で、250台のみが販売。
2009年のフランクフルト・モーターショーで発表され、そのレトロなスタイルに注目が集まることになったモデルでもありますね。
レトロな内外装を持ち、限定台数はわずか250台
その特徴としては、「ナナサンカレラ」を連想させるダックテールスポイラーやフックスホイール、コーヒーブラウンの編み込みレザーが採用されたシートなど。
さらにボディカラーはシックなグレーに彩られ、ルーフはザガートのような「ダブルバブル」に。
機能面だとカーボンセラミックブレーキ、アダプティブサスペンション、可変エキゾーストといった、当時では最先端であった技術も盛り込まれており、「見た目はレトロ、機能は最新」に。
今回販売されている個体は走行距離11,010キロ、価格は5000万円。
ちょっと前まで4500万円程度で取引されていたので、徐々に価格が上昇している、ということになりますね。
なお、この「5000万円」という価格は新車の911GT2RS(3656万円)よりもずっと高価であり、やはりポルシェの限定モデルは値が上がる、というのは間違いなさそう。
こうやって見ると、相当にレトロ。
トーンを微妙に変化させたレーシングストライプもいいですね。
なお、車両の制作はポルシェのカスタム部門、「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」。