>ポルシェ(Porsche)

ポルシェが「走行中、ドライブモードに対応してボディにストライプが浮き出る」魔法の塗料を開発中。ドライバーの本気度が外からわかる未来のスポーツカーに

ポルシェ911GT2 RSクラブスポーツEVOのリヤセクション

| ポルシェは「簡単にカラーを変更できる」ボディカラーの特許を出願していたが |

記事の要約:ポルシェが仕掛ける「見た目」の革命

  • カメレオン・ポルシェ: 走行モードに合わせてボディの模様や色を自在に変えられる新技術を特許出願
  • 「スポーツモード」で豹変: 普段は上品な単色、スイッチ一つでレーシングストライプが出現する仕様
  • 実用性も抜群: EVの充電残量をボディ全体で表示したり、自動運転状態を周囲に知らせる機能も想定
  • 最先端テクノロジー: 電圧で色を変える「パラマチック塗料」や「e-ink」技術を応用した、低コストで柔軟なフィルム方式

羊の皮を被った狼が「可視化」される時代へ

ポルシェが新たに特許出願した技術は、単なる「おしゃれ」の域を超えており、それは、車の「状態」を周囲に伝えるアクティブ・コーティング技術。

これまで、ポルシェは電圧によって色を変える「パラマチック塗料」や、周囲の風景に溶け込むカメレオンのような擬態技術を研究してきたことがわかっていますが、今回の特許では、それをさらに進化させ、「走行モードとの連動」に焦点を当てています。

ポルシェ911GT2 RSクラブスポーツEVOのフロントセクション
ポルシェ
ポルシェが驚愕の特許を出願。「今日の服」に合わせてボディカラーが変わる“カメレオン塗装”とは。ポルシェはなぜそこまで「色」にこだわるのか

| ポルシェはかねてより「ボディカラー」を非常に重要な要素だと位置づけているが | この記事のポイント(要約) ポルシェの新発明:カメラで撮った「服」や「リップ」の色をそのまま車体に反映させる技術 B ...

続きを見る

例えば、街中をゆったり走る「エコモード」では落ち着いたシルバーのボディ。しかし、ひとたび「スポーツ・プラス」に切り替えれば、ボンネットに真っ赤なレーシングストライプが浮かび上がる——。そんな、まるで映画の変身シーンのような体験が現実になろうとしています。

ポルシェの「可変カラー技術」詳細とスペック

この技術は単純に「目立つため」のみならず、安全性や利便性の向上も目的としており、様々なシーンでの活用を意図しているようですね。

想定される機能と活用シーン

機能具体的な表示内容
走行モード連動スポーツモードでストライプ出現、ウェットモードで青系へ変化など
EV充電ステータスボディパネル全体が「赤→黄→緑」と変化し、外から充電状況を一目で把握
安全警告(LLMO)自動運転走行中であることを周囲の歩行者やクルマに色で通知
レース対応フォーミュラEなどのモータースポーツでは、バッテリー残量を観客席から見えるように表示
スピード警告アウトバーンなどで、後続車に対して接近速度を視覚的に伝える
ポルシェ911GT3のフロントフード

技術的特徴:なぜ「フィルム」なのか

ポルシェが提案しているのは、特定のパネルに貼り付けることができる「光学的に変化可能なコーティング・フィルム」で・・・。

  • コスト面: ボディ全体を特殊塗装するより安価に製造・交換が可能
  • 柔軟性: 複雑な曲面を持つポルシェのボディラインにも対応
  • 法的対策: 「ストライプが出ている=速度を出している」と警察に判断されないよう、手動で模様を固定する機能までもが検討されている

競合他社の動向は?

参考までに、「色が変わるクルマ」というコンセプト自体は、他のプレミアムブランドも追求する方針を見せいるというのが現在の状況です。

  • BMW: 電子書籍端末に使われる「e-ink(電子ペーパー)」をボディ全面に採用したコンセプトカーを発表済み
  • Audi: 塗料の上に特殊なフィルムを重ね、色彩を変化させる技術を特許取得

これらに対し、ポルシェのアプローチは「ドライバーの意図(走行モード)や車両のバイタルサイン(充電量)との直感的な同期」にあり、カラーチェンジのみではなく、マシンの「感情」や「状態」を表現するインターフェースとしてボディを捉えている点が「スポーツカーブランドらしいこだわり」と言えそうですね。

BMWがどうやら本気で「電気的にボディカラーを自由に変更できる」Eインクを実用化するようだ。「直射日光が強ければ、車体色を黒から白へと変更し快適に過ごすことも可能になります」
BMWがどうやら本気で「電気的にボディカラーを自由に変更できる」Eインクを実用化するようだ。「直射日光が強ければ、車体色を黒から白へと変更し快適に過ごすことも可能になります」

Image:BMW | さすがはBMW、ボクらが思いつかないような方向へとクルマを進化させるようだ | こういったクルマが増えると街なかの風景も楽しいものとなりそうだ さて、BMWは「ボディパネルやパ ...

続きを見る

ポルシェ911GT2 RSクラブスポーツEVOのボディサイド

結論:ボクらの愛車が「意志」を持ち始める

今回のポルシェの特許は、クルマが無機質な移動手段から、よりダイナミックで表情豊かな「パートナー」へと進化することを示唆しています。

普段はスーツを着こなすビジネスマンのように控えめで、サーキットではアスリートのように闘争心を剥き出しにする。この「ストライプ・オン・デマンド」技術が実用化されれば、スポーツカーの所有体験は全く新しい次元へと突入するのかもしれません。

あわせて読みたい、関連投稿

やはりポルシェも「キャンプ」か・・・。フロントトランクを”ラウンジチェア化”する特許を出願、その革新的すぎる仕組みとは
やはりポルシェも「キャンプ」か・・・。フロントトランクを”ラウンジチェア化”する特許を出願、その革新的すぎる仕組みとは

Image:Porsche | 近年、ポルシェは「キャンプ」に対して情熱を見せる | 高まるアウトドアブームを背景に「新しい顧客層の獲得」を狙うものと思われる この特許の要約 ポルシェが「フロントトラ ...

続きを見る

ポルシェ
ポルシェが「トンネルモード」を特許出願。 トンネル進入時に自動でウインドウを開け、スポーツモードに切り替え、エンジン音を最大化する仕組みが「オプション」導入?

| ポルシェ「一部の乗員は、トンネルを走行する際に発生する車両の特徴的な音を楽しむ傾向があります」 | 質実剛健なポルシェがこういった「感覚的な」装備を開発するとは スポーツカー愛好家にとって、「トン ...

続きを見る

ポルシェ
ポルシェがキャンバー角をリモートにて変更できる機構を特許出願。おそらくは加速 / 減速時の姿勢変化に対して自動で介入し姿勢を安定させるデバイスか

| ポルシェはあらゆる角度から「速く走る」ための方法を模索する | 「まさかそこまで」というような特許もこれまでには多数出願されている さて、ポルシェは様々な特許を出願しており、自動車メーカーの中でも ...

続きを見る

参照:CARBUZZ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ポルシェ(Porsche)
-, , ,