★マクラーレンとBMWは関係性の深い間柄だが★
Automobile Magazineによると、BMWはマクラーレンの「スーパーシリーズ(720Sが属するシリーズ)」について、自社向けに提供を受ける準備を進めている、とのこと。
ただしこれは720Sのバッジ違いではなく、BMW向けに高級感を増したインテリア、専用シリンダーヘッド、ハイブリッドシステム、そしてもちろん専用のデザインを持つ、とされています。
マクラーレン720Sの次期モデルはBMWにも供給か
同誌によるとBMW Mディビジョンのボスが「マクラーレンとの共同作業を行っている」というコメントも引き合いに出し、「スポーツシリーズ次期モデル」がBMWのハイエンドモデルとして供給される、と報道。
これはかなり衝撃的なニュースではありますが(本当だという確証はない)、BMWとマクラーレンとは昔から関係が深く、というのもBMWはかの「マクラーレンF1」にエンジンを供給した、という経緯があるため。
加えて最近は「BMWがスーパーカーもしくはハイパーカーを開発中」とも報じられており、「火のないところに」という感じではありますね。
BMWは「X5」開発のためにランドローバーを買収したり、それ以前にもスーパーカーを発売するにあたり、ランボルギーニに開発を委託したことも(紆余曲折の末、これが”M1”として世にでることに)。
つまりは新しいジャンルへ乗り出すにあたり「それが得意な他社の手を借りる」ことに抵抗がない会社でもある、ということを意味します、
さらには現在BMWはトヨタとの共同にて「Z4」を開発し、ほかにもジャガー・ランドローバーとのジョイントにて新型V8エンジン(4.4リッターV8、コードネームは”ジェニファー”)も開発中であり、こういった「他社との共同事業」の多さも今回のウワサの真実味を増幅させるところですね。
実現すれば「台風の目」に
なお、仮にマクラーレン「スーパーシリーズ」がBMWがのフラッグシップとして登場するのであれば、BMWは一気に「スーパースポーツカー界のトップ」に躍り出る可能性も。
アウディR8やメルセデスAMG GTシリーズをも追い越してしまうことになりますが、そうなるとちょっとした「下克上」かもしれません。
かつ、その車がハイブリッドであるならば「i8に引導を渡す」ことにもなり、いろいろな意味において影響がありそうです。
BMWがハイパーカー発売に興味←エレクトリック路線ではさっぱり話題にならないことに気づく?