| 出力は520馬力、レブリミットは9000回転 |
ポルシェが991.2世代の911GT3RSを近々に発表予定ですが、ひとまずリークされたものを紹介(画質もちょっと粗い)。
一説では次期911(992)GT3系もターボ化されると言われており、それが本当だとすると今回発表された911GT3RSは「最後の自然吸気エンジンを持つ911GT3(RS)」ということに。
エンジンは4リッターフラットシックスで出力は991前期比で+20馬力の520馬力を発生(もちろんNA)。
なおイメージカラーは「グリーン」ですが、ポルシェは現在グリーンをラインナップしておらず、これは非常に珍しいことだと思います(70-80年代のヴァイパーグリーンやシグナルグリーンをイメージしているのかも。しかしそれらより濃いです)。
911GT2RSの機能を一部フィードバック
トランスミッションは7速マニュアルもしくは7速PDKで、PDKを選択した場合の0-100キロ加速は3.2秒、最高速度は時速312キロ。
最高出力を発生するのは8250回転ですが、レブリミットは9000回転に設定され、かなりな高回転型エンジンだと言えますね。
大きな変更点としてはリアアクスルステアリングの再設定とエアロパーツの見直し。
911GT2RSでポルシェの市販車にはじめて採用されたというNACAダクト、GT3同様のフロントバンパー、918スパイダーや911GT2RSに装着される「ヴァイザッハ・パッケージ」を連想させるリアバンパーのほか、フロントフェンダーのエアアウトレット、リアフェンダー上のエアインテークガイドも大型化しているように見えます(サイドステップ下半分の形状も変更されているように見える)。
なおリアウイングのステーそして翼端形状も変更に。
テールランプ、リアディフューザー、リアバンパー上のリフレクター形状も変更され、よりシャープに、よりダイナミックになった印象も受けますね。
なおホイールはフロント20(タイヤは265/35)、リア21(325/30)インチ。
デザインそのものは変更がないように見えますが、オフィシャルフォトではホイール外周にボディカラー同色のライン入り。
オプションにて「クラブスポーツパッケージ」が用意され、これには6点式シートベルト、消化器、アルミ製ロールケージが含まれる、とのこと(911GT2RSに用意されるヴァイザッハ・パッケージは用意されない?)
画像を見る限りシートの背面、座部は「ポリエステルメッシュ」。
最近はこの素材が使用されることが多く、フェラーリ812スーパーファスト他にも使用が拡大されているようです。
「皮革の使用が問題視」される世の中に突入しつつあり、各社とも代替素材を検討しているということなのかもしれませんね。
こちらは991前期型911GT3RS。