| マクラーレンの「はじまり」はレーシングカーを市販車へコンバートしたもの |
マクラーレンの市販車の変遷(1970-2018)をまとめた、Cars Evolutionによる動画が公開に。
これまでの動画同様、エンジンサウンドも聴くことができる秀逸な内容となっています。
まずは「M6GTプロトタイプ(1970)」からのスタートですが、シボレー製V8エンジン(370馬力)を搭載したもので、製造は3台のみ。
ブルース・マクラーレンは日常的にこれに乗っていた
正直「M6GT」というクルマは全く知らなかったのですが、マクラーレンのサイトを見ると「はじまりはここから」としてM6GTが紹介されており、ブルース・マクラーレンの描いたヴィジョンの実現だとされています。
これがそのM6GTで、ヘッドライト固定式、ポップアップ式(手動!)などのバリエーションがある模様。
もとはグループ7用のレーシングカーをロードカーにコンバートしたもので、しかしブルース・マクラーレンは日常の足としてこれを使用していた、とされています。
その後はかの有名なマクラーレンF1(1993)、
MP-4 12C(2012)、そして570Sや650S、720Sも動画に登場。
最新モデルはもちろん「セナ」。
動画ではマクラーレンF1のエンジンフード内側が「金張り」、P1のエンジン整備はリアカウルを全部取り外す必要がある、しかも600Vハイブリッドシステムを積むため感電防止策としてアースの付いた専用スーツ/絶縁グローブ着用にてメカニックが作業を行う必要があること、などトリビアも紹介しています。
ちなみにマクラーレンにはこれら動画に登場する他にも1980年代にマスタングをチューンした「マクラーレン・マスタング(ボディカラーがマクラーレンのカンパニーカラーで、サイドにもロゴが入る)」という珍車も存在。
そしてメルセデス・ベンツとのコラボレーション「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」も有名ですね。
なお、このメルセデス・ベンツSLRマクラーレンにはマクラーレンが直々にカスタムした個体も存在(フロントバンパーにMP4-12Cの面影が見える)。
メルセデス・ベンツSLRマクラーレンに「マクラーレンが直接カスタムした」モデル存在。12億円で販売中
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