| グリッケンハウス氏は様々なプロジェクトで大忙し |
昨年にスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)がそのスーパーカー「004S」を公開しましたが、これはセンターシートに650馬力のエンジン、1179キロという軽量ボディを持つ車。
そして今回SCGは自身のFacebookにて「004C」最新の姿を掲載しており、これは004Cを発展させた、公道走行ができないGTLMクラスのレースカーのようですね。
やっぱりフェラーリ似
以前に公開されたSCG004Cの画像に比較するとフロントグリルやヘッドライト形状がやや変更され、ウイングやルーフ形状もアップデート。
グリッケンハウス氏は大のフェラーリファンそしてフェラーリ・コレクターとして知られますが、そのせいか手がける車のいずれにもフェラーリの面影が見えるのも事実。
今回公開された画像にも「なんとなくフェラーリっぽい(フロントフードがとくに458スペチアーレ似)」印象を抱いてしまいます。
Facebookにおいてグリッケンハウス氏は「現在SCG004Cについては開発進行中」としていますが、SCGは004Cに加え004Sの開発など大忙し。
こちらのSCG004SもやはりフェラーリP4/5のイメージが感じられます(今回公開の004Cはこれのレーシングカーバージョン)。
そのほかだとなぜかSCGは「エクストリーム系オフローダー」の発売も目指しており、「よくわからないが積極的」な人物だと言えそうです。
ただ、グリッケンハウス氏はピニンファリーナにエンツォフェラーリベースのカスタムカーを発注したり、やはりピニンファリーナのコンセプトカー「モデューロ」を購入したりと相当な財力がある人物で、フェラーリとも関係が深いコレクターでもありますね。
加えて個人プロジェクトからはじまり、ついには「自動車メーカーとしての」認可を受けるなど相当な努力を重ねたことも理解でき、ほとばしる情熱を持った人であるのは間違いなさそう。
合わせて読みたい、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス関連投稿
スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスが自動車メーカーとして承認。SCG003発売が現実的に
SCGが追加で内装の画像を公開。センターシート採用は今後、少量生産スポーツカーのトレンドに?