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フェラーリ×BBSジャパンが再タッグ。両者が提携を発表、2026年には伝説の「最強の足回り」が帰ってくる。日本の技術でフェラーリを「世界一」に

フェラーリ×BBSジャパンが再タッグ。両者が提携を発表、2026年には伝説の「最強の足回り」が帰ってくる。日本の技術でフェラーリを「世界一」に

| 「フェラーリ×BBS」黄金のタッグがここに復活 |

この記事の要点(30秒チェック)

  • 歴史的復帰: 1992年に始まったフェラーリとBBSの協力関係が2026年の新レギュレーション導入に合わせて復活
  • 独占供給: BBSジャパンがフェラーリ専用にマグネシウム鍛造ホイールを開発・供給
  • 勝利への鍵: シューマッハ時代の黄金期(タイトル14回獲得)を支えた「匠の技」が、再び跳ね馬を支える

なぜ今「BBS」なのか?2026年レギュレーションの転換点

2022年から2025年まで、F1のホイールはコスト削減を目的とした「ワンメイク(全チーム共通)」供給となっていましたが、2026年の大規模なレギュレーション変更に伴って各チームが独自の技術パートナーを選定し、パフォーマンスを追求できる環境が戻ってきます。※しかしこのワンメイク状態であってもサプライヤーはBBSジャパンであった

そこでフェラーリがいち早くパートナーとして選んだのが、世界で初めてマグネシウム鍛造ホイールをF1に投入したパイオニア、BBSジャパンというわけですね。

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黄金時代を再現へ。30年以上にわたる「信頼の歴史」

フェラーリとBBSの関係は今から30年以上前の1992年に遡りますが、当時のフェラーリからの「10%の軽量化」という無理難題に対し、BBSは世界初のマグネシウム鍛造技術で応えており、その結果として・・・。

  • 伝説の実績: このパートナーシップにより、フェラーリは計8回のコンストラクターズタイトルと6回のドライバーズタイトルを獲得
  • シューマッハの5連覇: 2000年〜2004年の圧倒的な強さを支えたのは、富山県高岡市で職人の手によって作られたBBSのホイールであった

2026年仕様「鍛造マグネシウムホイール」の凄み

2026年型マシン(SF-26)に採用されるホイールは単なるパーツではなく、以下のような特徴を持ち、そして役割が期待されています。

項目詳細と期待される効果
素材マグネシウム合金(アルミより軽く、高い剛性)
製法超大型プレス機による鍛造(金属密度を高め、極限まで薄肉化)
エアロダイナミクスホイール表面の気流を制御し、空気抵抗を低減
熱管理ブレーキからの熱を効率よく放散し、タイヤのタレを抑制
信頼性BBSジャパン独自の厳格な品質管理による、高速域での絶対的な安定感
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H2:BBSジャパン代表取締役社長 新田孝之氏のコメント

「スクーデリア・フェラーリHPと新たなテクニカルパートナーシップを開始できることを、大変光栄に思います。両社の関係は30年以上にわたり築かれたものであり、再び最高峰の舞台で肩を並べて挑戦できることに大きな意義を感じています。フェラーリが持つ情熱、闘争心は、BBSの価値観そのものです。」

日本の技術がフェラーリを再び「世界一」にする

2026年、F1はパワーユニットもシャシーも一新されます。その激変期において、フェラーリが「最も信頼できる足回り」として日本企業を選んだ事実は、日本のモノづくりが依然として世界の頂点にあることの証明です。

引き続きルイス・ハミルトンがフェラーリのシートに座る2026年。その足元を支える「Made in Japan」の輝きに、期待せずにはいられない、といったところでもありますね。

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「BBS」はちょっとややこしい

なお、ちょっと前には「BBSが倒産した」というニュースが流れており、非常にややこしいのがこのBBS。

同じBBSといっても複数の会社が存在し、大きく分けると現在は「日本」と「ドイツ」の2つですが、ここでそれぞれの概要を見てみましょう。

  • BBSジャパン:日本の鍛造ホイールメーカー。技術的ルーツであり、今も高品質鍛造を担う
  • BBS(ドイツ/世界):ブランドとデザイン、グローバル展開の中核
  • 両者は起源は同じだが、現在は資本的に別会社
  • それでも「BBSブランド」としては密接な技術・製品的つながりがある
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BBSの起源(共通ルーツ)

  • 1970年:ドイツでBBS創業
    • 創業者:バウムガルトナー&ブラント(Baumgartner / Brand)
    • 元々はプラスチック製エアロパーツメーカー
  • モータースポーツ用ホイールで評価を確立
  • 1980年代にはF1、DTMなどで世界的ブランドに成長

BBSジャパン誕生の経

  • 1983年:BBSジャパン設立
  • 目的は:
    • 日本市場向け展開
    • 日本の超精密鍛造技術を活かしたホイール製造
  • 日本(富山・高岡など)での鍛造技術がBBSの品質イメージを決定づけたと言っても過言ではない
  • この頃は「ドイツBBSと日本BBS」=完全なグループ関係
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世界のBBS(BBS GmbH)の変遷

BBSはここがややこしいポイントで・・・。

経営面での変化

  • 2000年代以降、BBS GmbH(ドイツ本社)は以下をを何度も繰り返します。
    • 経営破綻
    • ファンド傘下
    • 再建

現在の位置づけ

  • BBS GmbH(ドイツ)
    • ブランド管理
    • デザイン
    • 欧州市場・OEM対応
  • BBSジャパン
    • 鍛造技術の中核
    • 日本製鍛造ホイールの製造拠点
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「世界のBBS」と「BBSジャパン」の関係性(整理)

項目BBSジャパンBBS(ドイツ/世界)
法人日本法人ドイツ法人
資本関係独立独立
得意分野鍛造・製造技術ブランド・デザイン
主市場日本・一部海外欧州・グローバル
OEM供給レクサス、トヨタ、BMW等欧州メーカー中心

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なぜ「BBSは日本が本体」と言われるのか

大雑把に言えば、ドイツ法人のBBSは「一般向けの一般的なホイール対応」、BBSジャパンは「超高精度・軽量・高剛性なホイールを製造し、レクサスF、GR、ポルシェ、BMW Mなど高性能車に採用されている」という相違があり、性能を追求するスポーツカーブランドは「高くてもBBS」を選択する傾向にあります。

「F1用マグネシウム鍛造」「航空宇宙レベルの鍛造精度」「歩留まりを度外視した品質管理」を実現しているのは同じBBSといえどもBBSジャパンのみであり、ここが世界中のBBSファンが「Japan Forged BBSは別格」と言う理由でもあるわけですね。

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参照:Ferrari

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