| 中国を走る車にはどんなものが? |
さて、上海にはどんな車が走っているのか?を紹介して見たいと思います。
最大多数はフォルクスワーゲンで、とにかく見かける頻度が高く、「フォルクスワーゲンだらけ」と言ってもいいほど。
そんな中で、こちらはオレンジのBMW M3。
かつて中国にはオレンジ色の「M3 チャイナ・エディション」が投入されていますが、これがそのモデルかどうかは不明です(チャイナ・エディションのイメージが強く人気があるのか、M3のボディカラーはオレンジが多い)。
フォルクスワーゲンの中国名はシャレが効いている
なお「フォルクスワーゲン」とはドイツ語で「大衆の車」という意味ですが、中国語でもそのまま「大衆」。
漢字も「大衆」の中国語版ですが、「衆」の字を上下逆にすると「VW」のエンブレムに似た記号となります(狙ったかどうかはわからない)。
日本ではみかけないビュイックも多数。
ビュイックの漢字エンブレムはこんな感じ(上海通用)。
こちらは警察車両。
警察にもいくつか種類があり、これは「特警」。
特警は観光地の警備や治安を守るのに配置されているようで、その警察車両はこんな感じで濃紺の場合が多い模様。
ホンダCRーV。
エンブレムは「東風本田」。
こちらはもう一つのホンダの提携先、「広州本田」。
キア、ヒュンダイと言った韓国勢もよく見ますね。
トヨタ・マークXの現地モデル。
合弁会社のエンブレム「一気豊田」がついています。
フォードは「長安福特」。
明朝っぽい書体のエンブレムがなんともチャイナ。
こちらはマツダ(马自达)。
スカイアクティブのエンブレムは健在ですね。
最近のし上がって来たHAVAL(哈弗)。
長城汽車によるインハウスブランドですが、中国ブランドなのに漢字ではない、という珍しい例です。
リアはこんな感じ。
BMWも現地生産だと漢字エンブレム。
「宝馬(ばおまー)」がBMWを表しますが、これは読みを漢字で当てたものではなく、中国語で良さそうな意味の文字を読みとは関係なく与えたもの。
他の画像はFacebookのアルバム「上海で見かけた車たち」に保存中。