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マツダ幹部「ロータリースポーツへの社内の熱気は異常」、ただしちょっと冷静にならないと

マツダ幹部「ロータリースポーツへの社内の熱気は異常」、ただしちょっと冷静にならないと

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| おそらく実際に発売され、価格が提示された途端に「ファンの熱が引く」可能性も |

記事の要約(ポイント3選)

  • 「異常な」社内需要: 欧州マツダ幹部が、ファンだけでなくマツダ社員の間でもロータリー復活を望む声が「異常」なレベルに達していると証言
  • 市販化への課題: 技術的な目処は立ちつつあるが、最大の問題は「手の届く価格(ビジネスケース)」を成立させられるかどうか
  • アイコニック SPの意図: 2023年公開のコンセプトカーは単なる展示物ではなく、市販化を前提に設計された「本気」のプロジェクト

伝説の「ロータリースポーツ」は単なる夢で終わらない

「いつになったらRXの名が復活するのか?」

マツダファンが長年抱き続けてきたこの問いに、かつてないほどポジティブな、しかし現実的な回答が示されたとして話題に。

今回報じられたところによると、欧州マツダの製品企画責任者、モーリッツ・オズワルド氏は、新型ロータリースポーツに対する社内の情熱を「Insane(異常、正気じゃないほど)」という言葉で表現。

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もはや復活は「願望」ではなく、マツダという組織そのものを動かす「使命」へと変わっているようで、マツダ内部ではロータリースポーツの復活を「救世主」として捉えているのかもしれません。

マツダCEO自らが「ツインロータリーエンジンを開発中」と宣言。どうやらアメリカ市場の「パワーへの渇望」に対応すべく、発電容量を増やしアイコニックSPをパワフルにする計画か
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なぜマツダは「ロータリー」を諦めないのか

まずマツダがロータリーのコンセプトカー(RX-Visionやアイコニック SPなど)を定期的に出し続ける理由につき、それは、単なるファンサービスではなく、オズワルド氏は「マツダでは今もエンスージアスト(熱狂的なクルマ好き)が意思決定を左右している」と断言しています。

厳しい排ガス規制や財政的な現実がある一方、もし実現可能な方法(ビジネスケース)が見つかれば、マツダは必ずそれを実行に移す。

その意志の表明、そして可能性の追求こそが一連のコンセプトカーというわけですね。

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車種概要・スペック(Iconic SP 想定データ)

現在、最も市販化に近いとされるコンセプトモデル「アイコニック SP」のスペックは以下の通り。

主要スペック・特徴一覧

項目内容・想定スペック
パワートレイン2ローター・ロータリーEVシステム
最高出力約370 PS (272 kW)
燃料の柔軟性水素、カーボンニュートラル燃料、再生可能燃料に対応
駆動方式FR(後輪駆動)想定
特徴的な装備リトラクタブル風ヘッドライト、コンパクトなエンジン配置
開発の主旨走りの楽しさと環境性能(脱炭素)の両立
マツダのチーフデザイナーがRX-7の復活について語る。「次のプロジェクトにはアイコニックSPの市販化を選びたい。あのクルマはRX-7が最大のインスピレーション源です」
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競合比較:1,500万円の高級車か、450万円のスポーツカーか

マツダのR&D責任者、クリスチャン・シュルツェ氏は、開発の最大の障壁は「価格」であると指摘しており・・・。

  • スーパーカー路線(競合:ポルシェ 911、日産 GT-R等):
    1,500万円クラスの高級スポーツカーであれば、現在の技術でも十分に「信頼できる」モデルを作ることが可能
  • マツダ本来の路線(競合:トヨタ GR86、日産 Z等):
    しかし、マツダが目指しているのは「普通の人々が買える」価格帯。この価格設定と、高コストなロータリー技術のバランスをどう取るかが、市販化へのラストピースとなっている

実際のところ、この「価格」が最大の課題であることは間違いなく、ロードスターが「売れて」いるのは他の自動車メーカーが「2シーターオープン」をその価格で発売できないからだと思われます。

つまりそこは「マツダの独壇場」でありガラパゴス、あるいは聖域ともいえますが、逆に1500万円の市場だと、中古車も含めると相当に多くの選択肢が存在し、「マツダのスポーツカーに1500万円出すんだったら、こっちのほうを買うわ・・・」となる可能性も。

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そして一定以上の価格帯そして性能になれば「モータースポーツとの距離」も重要になってくることは間違いなく、現代だとGR GTのように「モータースポーツへの参戦、カスタマーチームへの提供、それによる盛り上がり」を抜きにした成功はイメージできず(とくに主力となるであろう北米市場ではその傾向が強い)、しかしここはマツダにとっては「資金的に難しいんじゃないか」とも考えています。

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となるとやはりマツダが目指すべきは「自分たちが強みを発揮できる市場」であり、そこで戦えるクルマであって、さらにはトヨタ86やGR86のように「(中古市場やアフターマーケットを巻き込んで)ユーザーが自分でクルマを育ててゆく環境」。

よってぼくは「いかにロータリーという武器があり、いかに高性能であっても、1500万円以上の価格帯に参入すべきではないだろう」と考えているわけですね。※ホンダは「NSX」という金看板があっても成功を勝ち取れなかった

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結論:ロータリー復活の日は近いのか?

そして現在のマツダの状況につき、結論を言えば、「技術的な準備は整っているが、ビジネスとしての最終決断を待っている状態」。

2012年のRX-8生産終了から10年以上。

マツダは「アイコニック SP」において、これまで以上に市販化を意識した設計(ドアの位置やタイヤの配置、視認性まで徹底調査済み)を行っていると報じられていますが、2026年現在、SUVの収益で基盤を固めたマツダが、ついにその利益を「夢」へと投じるタイミングが近づいている、というのが「マツダの現在地」です。

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参照:AutoExpress

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