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英国でスープラのファンミーティング開催。A90スープラ、開発担当の多田氏も登場し、全世代スープラも揃う

2018/07/18

| 英国にて、トヨタ・スープラのオーナーズイベントが開催される |

イギリスにて、招待客オンリーのスープラ関連イベントが開催され、「歴代スープラ」5世代、そして新型A90スープラが会場に登場。
この新型スープラはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FOS)に登場したのと同一の個体で、限定イベントと言えどもまだまだカモフラージュが施された状態ではありますが、近くで見れば「まずその詳細がわかる」のは間違いなさそう。
加えて内装もチェックできる状況であり、何よりトヨタのスポーツ車両統括責任部長、多田哲哉氏も来場していたので「秘密の話」も聞くことができたのだと思われます。

なお、招待されたのはスープラオーナーのみで、84人、そして50台のスープラが集結。
もちろんスープラの中にはすべての世代が揃うこととなり、「世代を超えた」最初のミーティングが開催されたということになりますね。

動画を見ると、ノーマルで乗っている人から改造している人まで多種多様。

スープラの歴史を見てみよう

ここで、これまでの「スープラ」を見てみましょう。
スープラという名称は、トヨタによると”ラテン語で「超えて」「上に」という意味”をあらわしているとし、いつの時代もつねに「上」を目指してきたクルマだと言えそうです。

初代スープラ(A40/50)はこんなクルマ

初代トヨタ・スープラ(A40/50)は1978年に登場し、1981年まで販売。
当初は「セリカXX」としての発売であったものの、「X」は映画のレーティング(成人指定)を連想させるということで、「スープラ」という名称に変更されています。
エンジンは2リッターSOHCで123馬力、0-100キロ加速は10.2秒。

二代目はまだ日本だと「セリカXX」

その後の二代目、A60型は1981-1986年まで販売(0-100キロ加速は9.8秒)。
日本ではまだ「セリカXX」として販売されており、足回りのセッティングは「ロータス」だとされています。
70スープラにもつながるリトラクタブルヘッドライトを装備して未来的なルックスに。

三代目から日本でも「スープラ」を名乗るように

日本で「スープラ」を名乗るようになったのはこの三代目A70型(1986-1993)、通称「70スープラ」。
エンジンは2リッター、2リッターターボ、3リッターターボがあり、「エアロトップ」などボディにもバリエーションが増えています。
なお出力は今考えると信じられないほど非力な105馬力(登場初期)から、当時の自主規制上限である280馬力まで。

もっとも有名なのは四代目スープラ

四代目のA80(80スープラ)は1993-2002年まで販売され、3リッター自然吸気(225馬力)と3リッターターボ(280馬力)の二種。
3リッターターボだと0-100キロ加速は4.6秒というスペックを誇り、これは今見てもかなり優秀な数字。
よって現在でもチューニングカーの素材として選ばれることも多く、映画「ワイルド・スピード」に登場したということもあり、高い人気を誇るモデルでもありますね。

5代目スープラはBMWと共同開発

そして「A90」スープラ。
BMWとの共同開発となり、エンジンやトランスミッションをBMWと共有しつつも「ピュアスポーツ」を標榜。
速く走ることにフォーカスしており、そのためには「マニュアル・トランスミッションすら邪魔だ」として切り捨てたモデルで、高い期待が集まります。

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