| かなり思い切ったスズキのニューカマー |
スズキがまさかの「前後ツートン」、ハスラー タフワイルド(TOUGH WILD)を発売。
テーマは「もっとタフに、もっとい自由に。」で、文字通りちょっとタフでワイルドな雰囲気を持っており、専用サイトの雰囲気からして男性に当てたクルマのようです。※スズキからのプレスリリースはこちら
専用装備は「HUSTLERアルファベットエンブレム(ホワイト)」「ディスチャージヘッドランプ」、「オートライトシステム」、「LEDフロントフォグランプ」、「専用フロントバンパーガーニッシュ」、「専用リヤバンパーガーニッシュ」、「タフワイルドエンブレム」、「専用15インチスチールホイール(ブラックメタリック)」、専用レザー超ファブリックシート(ネイビー&ブラウン)」。
価格は2WDが1,487,160円、4WDが1,613,520円という設定です。
国産車で「前後ツートン」は珍しい
なお、スズキからの発表内容は下記の通り。
ボディカラーは「スチールシルバーメタリック ブラック2トーン(D1F)」「フェニックスレッドパール ブラック2トーン(D1Y)」「オフブルーメタリック ブラック2トーン(DZ8)」「アクティブイエロー ブラック2トーン(D1Z)」「ブリスクブルーメタリック ブラック2トーン(D1P)」。
通常のハスラーに設定される「チアフルピンクメタリック ホワイト2トーンルーフ(DAE)」「シフォンアイボリーメタリック(ZVG)」というカラーがないところを見ても、やはり男性を意識しているのかもしれませんね。
インテリアはなかなか上質。
かなり趣味性の強い内装が特徴。
通常のハスラー(1,100,520円~1,547,640円)とは装備内容が異なるので単純比較はできないものの、これだけの特別装備が付与されているのであれば、かあんり「お買い得」とも考えられます。
欧州だと2トーンはけっこう多い
なぜか欧州では2トーンカラーがけっこう多いようで、ルーフの色が異なるものだとミニ、レンジローバー・イヴォーク、シトロエンC3など。
「前後」だとかなり珍しい部類にはなりますが、プジョーが「GTI系」で車体前後で色を変えたカラーリングを採用していますね。
スマートはその構造「トリディオン・セル」を強調したカラーリングで知られますが、今回のスズキ・ハスラー タフ ワイルドについても、パネル単位でカラーを変更しているということを考えるに、スマートに近い、とも言えるのかもしれません。
将来的に、ハスラー タフ ワイルドの「ブラック部分」のカラーがいくつかから(ホワイトやレッドなど)選択できるようになれば、さらに面白いクルマになりそうですね。