| 豊田章男社長が言及した「センチュリーGRMN」が本当に作られていた |
新型トヨタ・センチュリー「GRMN」のプロトタイプが目撃に。
センチュリーといえばドライバーズカーというより「後ろに乗るクルマ」で、よってGRブランドとはもっとも縁遠いトヨタ車ではないかと考えられるだけに「これは大きな驚き」ですね。
なお、ナンバーは「仮ナンバー」にてテスト中。
センチュリーにGRMN?
トヨタ・センチュリーは「後席のVIPが快適に寛げることを最優先に考えた室内空間」を最優先としているものの、そのエンジンは5リッターV10という、ポテンシャル満載のクルマ。
トルク優先のためか控えめな280馬力に抑えられ、代わりに165馬力のエレクトリックモーターを組み合わせて445馬力を発生するハイブリッドカーです。
価格は怒涛の1960万円という設定。
なお昨年の新型センチュリー発表の場において、トヨタ自動車の豊田章男社長、通称モリゾウ氏は「センチュリーのGRMN仕様」をワンオフで製造する可能性に触れていますが、まさか本当に作るとは、という感じですね。
豊田章男社長は「これを仕事先に乗ってゆく」と動画中にて語っているものの、おそらくこれについても、例によって日産GT-Rのパトカーのように批判する人たちが登場しそう(ぼくは面白いと思う)。
「GRMN」はGRブランドの頂点
ちなみに「GRMN」は豊田章男社長キモ入りのブランド「Gazoo Racing」の頂点。
GRではこんな感じでピラミッドを構成しており、上から順にGRMN、GR、GR SPORT、GR PARTS。
GRMNはモータースポーツ直結だという定義づけがなされており、これまで「86GRMN(648万円)」「ヴィッツGRMN」というクルマを発売しています。
今回目撃されたセンチュリーGRMNにおいても、GRMNの文法通りホワイトのボディにブラックのミラーが採用され、さらにレッドのアクセントが付与。
ワンオフでの製作だということで市販されることはなさそうですが、実際に市販すると面白いんじゃないかと思ったり。
ただし価格は「相当な」額になると予想されるものの、意外と「シャレ」で購入する人たちがいるかもしれません。
新型センチュリーのGRMN? pic.twitter.com/DDaOSNv2I2
— あ き ら (@50ESTIMA05) 2018年9月7日
VIA:Jalopnik