| レクサスUXには「和」テイスト満載。自動車業界初装備も |
レクサスがついに待望の小型クロスオーバー、「UX」を発表。
気になる価格は「UX200」のエントリーグレードで390万円、「UX250h」のトップレンジである”Version L"で535万円、という設定です。
すでにその姿はプロトタイプが公開されており、市販モデルもプロトタイプと違わぬ姿を持つこととなっていて、今回レクサスはUXにつき「新たなライフスタイルを提供する都会派コンパクトクロスオーバー」と表現。
コンセプトについては「Creative Urban Explorer」=CUEだとし、これはつまり「CUE(キュー)」=きっかけ。
新たなライフスタイルを探すきっかけになれば、ということのようですね。
なお、レクサスによるUXの骨子は下記の通り。
タフな力強さと俊敏な走りを想起させる大胆かつ洗練されたエクステリア
ドライビングの高揚感を演出するコクピットと視覚的な開放感を両立したインテリア
GA-Cプラットフォームの採用やボディの高剛性化などにより、優れた操舵応答性・操縦安定性を実現
新開発の直列4気筒2.0ℓ直噴エンジンをはじめとする最新のパワートレーンを搭載
車線維持支援機能などを含む進化した「Lexus Safety System +」を採用
レクサスUXのエクステリアはこうなっている
レクサスいわく「タフな力強さと俊敏な走り」を想起させるべく縦方向に厚みを持たせ、安定感を重視した、とのこと。
ヘッドライトには「アローヘッド」、スピンドルグリルには「ブロックメッシュ」を採用し、これらはやはり力強さを表現した、とされています。
サイドのプレスライン(キャラクターラインは)は二本。
更にリアサイドウインドウのラインと相まって「ウエッジシェイプ」を強調しており、レクサスNXやRXといった、ほかのSUVラインナップと比較すると躍動感を感じます。
なお、以前にレクサスUXの先行展示を見てきた際のレポートはこちら。
レクサスUXのインテリアはこうなっている
レクサスUX」のインテアリアにおけるコンセプトは「人とクルマの一体感」。
走りを感じさせる低いドライビングポジションと、ステアリングを中心とした操作系が特徴だとしています。
運転席から見た際にメーターパネルからフロントフード~フロントフェンダーまで連続するラインを持たせ、「内と外との境界を曖昧にする日本の建築思想に着想を得た」デザインを採用している、とのこと。
最新のメルセデス・ベンツやアウディ、BMWといったジャーマンスリーのクルマと比較すると物理スイッチが多くなっていますが、レクサスでは「操作系を機能ごとにまとめて」配置することで操作しやすさを演出しているようですね。
そのほか、レクサスのフラッグシップ「LS」以降積極的に採用している日本の伝統技術、たとえば「刺し子」をモチーフにしたステッチを採用したり、和紙の質感を再現したパネルなど、「和」テイストも。
新しい技術としては自動車としてははじめて「磁界共振方式の非接触給電技術」を採用したエアコンレジスターの部を用いた、と述べています。
レクサスUXのパワートレーンは二種類
レクサスUXに採用されるパワートレーンは「2リッター直4」と「2リッター直4+ハイブリッド」。
前者は「レクサスUX200」に搭載され、後者は「レクサスUX250」に搭載されています。
トランスミッションはダイレクトシフトCVT、駆動方式はUX200だとFFのみ、UX250にはFFと4WD(AWD)とを用意。
価格、グレードは下記の通りとなっています。
レクサスUX200 F SPORT ・・・4,430,000円
レクサスUX200 Version C・・・4,140,000円
レクサスUX200・・・3,900,000円レクサスUX250h Version L・・・5,090,000円(FF)/5,350,000円(AWD)
レクサスUX250h F SPORT・・・4,780,000円(FF)/5,040,000円(AWD)
レクサスUX250h Version C・・・4,490,000円(FF)/4,750,000円(AWD)
レクサスUX250h・・・4,250,000円(FF)/4,510,000円(AWD)
VIA:LEXUS