| これは今までに経験したことがない |
さて、一切トラブルのないランボルギーニ・ウラカンですが、トラブルらしいトラブルが初めて発生。
その内容としては「ホイールのセンターキャップ付近から大量のサビが発生」というもの。
先日、ふとホイールを見ると赤茶色の液体がホイール一面に付着しており、その際は「泥水でも跳ねたか?」と思ったわけですね。
しかしよく見るとタイヤそのものは汚れておらず、ホイールの中心から赤茶色の液体が拡散している模様。
この液体はどこから?
さらによく見るとこれはどうやら「サビ」のようで、サビを含んだ水がホイールの内側から外に出てきている、という結論に。
そして気になるのが「どこから出てきたか」ということですが、ぼくが推測した”流出元”は3箇所。
2)ホイールボルトとホイールとの隙間
3)ホイールとブレーキディスクとの接合部
まず「1)ホイールのセンターキャップとホイールとの接合部」ですが、これが最も濃厚。
というのも画像のとおり、センターキャップ周辺に錆びた水が噴出したように付着しているから。
そしてここから出てきた水がホイールの回転とともに放射線状に飛び散っている、ということですね。
次いで「2)ホイールボルトとホイールとの隙間」について考えてみると、ホイールそのものはアルミで、ボルトはチタン。
よってこれらの素材そのものからこういった「サビ」が出ることは考えにくく、しかしボルトを「受ける」ほうがスチールであれば、そしてボルトが緩んでその隙間に水が入り、それが走行時の遠心力で外に出ている可能性を疑うことに。
ただ、ホイールボルトの奥の方を見ても、そこからサビが出ておらず奥はきれいなまま(ホイールボルトを通す穴もサビで汚れているが、奥から出てきたサビではなく、センターキャップから出てきたサビで汚れているだけ)。
ちなみにホイールボルトは緩んでおらず、そしてもし1本でも緩んでいると嫌な振動が出るので、やはり「緩んだ隙間に水が入って錆びた」説もなさそう。
そして「3)ホイールとブレーキディスクとの接合部」だと、これについても目視した範囲では隙間もサビもなく(隙間があれば走ったときに必ずわかる)、ここから水が飛び散った様子もありません。
つまり、これらを総合して鑑みるに、「どう考えてもホイールとホイールセンターキャップとの隙間からこのサビを含んだ水が出てきた」ということに帰着するわけですね。
ウラカンのハブの構造がどうなっているのかはわからないものの、「ハブ軸が中空で、かつハブ軸はスチール(錆びる素材)で、そのハブ軸の中の水がサビとともに隙間から外に出てきた」と考えるのが妥当っぽい気がします。
しかしそこで疑問に思うのが、「なぜ今になって」。
これまではビタイチこういったサビが出てきたことはなく、かつサビを含まない水が出てきたこともありません。
となると、この疑問の回答となるのは「今までに水が入らなかったところからたまたま水が入った」「水が入らないようになっていたところが何らかの問題(破損等)で急に水が入るようになった」ということですが、いずれにせよこのサビと水の量は尋常ではなく、いちどランボルギーニ大阪さんに見てもらおう、というのが現在の状況です。