さらに進化した日産GT-Rの「スマートキー」
以前にフェラーリやランボルギーニ向けの「コンセプトキー」が公開されましたが、今回は日産GT-Rのための「コンセプトキー」。
これは複数のアーティストによる共作となっており、その出来は秀逸そのもの。
キーそのものは画像のように「全面がカーブディスプレイ」となっています。
この「スマートキー」はこう作動する
このキーは単に「スマートキー」と命名されていますが、まさにスマートフォンのような感じ。
キー表面にタッチすることで様々な機能を操作でき、画面に映っているGT-Rをくるくると回し、給油口をタッチすると「走行可能距離」が表示されたり。
ボンネット部分をタッチすればオイルレベルの表示も。
フロントウインドウをタッチすると室内の温度表示に。
画面の右が赤く、左が青く表示されていますが、それぞれここに指を当ててスライドさせるとエアコンの温度を上げたり下げたりすることが可能です。
そしてこれはエンジンスタート画面。
スタートボタンを押すとテールランプが光ってエンジンがスタートし、画面下半分がレッドへ。
ちなみに実際の日産GT-Rのキーはこんな形状。
今回のコンセプトキーはこの形状を維持し、機能を進化させたということになりますね。
それでは動画を見てみよう
こちらがその「GT-R用スマートキー」の概要を説明する動画。
見ていると思わず「おお」と声が出てしまいます。
Nissan GTR Smart Key Concept from Danny Burnside on Vimeo.
ほかにもある、クールなキーのコンセプト動画
なお、こういったスマートキーコンセプトは昨年に一時期流行し、その際にいくつかの動画が公開されています。
こちらはラ・フェラーリの「コンセプトキー」。
エンジン始動までのカウントダウン、そしてエンジン始動時にフェラーリの「跳ね馬」がいななく様子がアニメーションで表現れるという優れモノ。
こちらはまた別のラ・フェラーリの「コンセプト」キー。
こちらはBMW コンセプト8シリーズ、マクラーレンP1、ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオなどのコンセプトキー。
キーを操作することでクルマのアクティブエアロを変形させ「ビーストモード」へと移行させたりしていますが、その様子はまさに驚愕です。
こちらはすでにBMWがオプションで用意している本物のスマートキー(ディスプレイキー)。
すでにこういったキーが実用化されているのにも驚かされますね。