どの料理もトリュフづくし
さて、今回の香港グルメ紀行第一弾。
ハーバーシティ内にある「アルティザン ドゥ ラ トリュフ(ARTISAN DE LA TRUFFE)」へ行ってきたわけですが、ここはその名の通りトリュフ専門レストラン。
とくにこのお店を目指していたわけではないものの、なかなかにトリュフ専門店というのも珍しく、「いっちょトリュフでも食べてみるか」ということに。※日本だと東京ミッドタウンに入居している。本店はパリ
アルティザン ドゥ ラ トリュフ香港は高級店なのにフレンドリー
こちらがその入口。
けっこう高そうなお店ですが、そこは臆することなく入ってゆきます。
予約なしでの飛び込みであったものの、「1時間半くらいなら空いている席がある」とのことで運良く滑り込めることに。
なお、帰るときには満席。
かつお店の外には入店待ちの列もできていたので、予約は「必須」なのかもしれません。
お店そのものは岸壁にある突堤の3階に位置していて、つまり「海の上」。
窓の奥には停泊している豪華客船が見えますね。
予約して行く場合は「窓側で」と伝えると良い席を用意してくれそうです。
そして店内はこんなふうにホワイト、ブラック、ウッドをベースにした、ナチュラルかつ上品なつくり。
テーブルのセッティングはこんな感じで、ナプキン含めてブラック基調です。
ぼくはお酒が飲めないので、いつでもどこでも「コーラ一択」。
テーブルにはトリュフをイメージした飾りも。
こちらは最初に出てくるパン。
バター、そしてクリームチーズも一緒に持ってきてくれます(左の茶色いパンが美味かった)。
ちなみにトリュフでローストしたカシューナッツも 出てきたのですが、あまりのセボンさ(美味い)に一瞬で食べきってしまったので画像ナシ。
下は「メインは調理に時間がかかるから、なにかスターター(前菜)を頼んだほうがいいよ」と店員さんが親切に教えてくれたので、とりあえず注文してみたトリュフのスープ。
今回何皿か注文した中でも、もっともトリュフの風味が強かった一品でもあります。
今回は2人で訪れていますが、店員さんは「シェアするかどうか」を聞いてくれ、「シェアで」と答えると2人分それぞれに分けてスープを出してくれます。
そのほかにも何かと話しかけてくれたりして、けっこうフレンドリーな雰囲気なのがいいですね。
下はフレッシュトリュフのチーズリゾット。
何種類かのきのこも一緒に入っていて、これは次に来たときも注文するだろうな、というウマさ。
なお、このリゾットは料理が運ばれてきた後に、店員さんがトリュフを目の前で削ってくれるというパフォーマンス付きで、気分が盛り上がること間違いなし。
牛頬肉の赤ワインソースと季節の野菜。
肉は解けるほど柔らかく、その下にはたっぷりのマッシュドポテト。
かなりカロリーが高そうな料理ですが、そのぶん味は保証できる一皿です。
レジの辺りにはこういったオイル、塩、ナッツ、ポテトチップス、その他のトリュフ関連製品が売られていて、そちらも結構人気がある模様。
比較的いい値段のレストランではありますが、「また来よう」と思わせるサービスと味を誇る名店だと思いますし、コストパフォーマンスを考えるとむしる「安い」部類かも。
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