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ポルシェ718ケイマン洗車。ダッシュボード、ドアインナーパネルの素材は汚れやすい

2019/02/21

今回は主にインテリアの清掃について触れてみたい

さて、ポルシェ718ケイマン洗車。
冬季は融雪剤や降雪によって他の季節とはかなり異なる汚れ方をすることになりますが、気をつけないといけないのは「そういった汚れは塗装に対する攻撃性が高いこと」。
つまり、融雪剤や雪とともに付着した汚れは「ヤスリ」のように塗装を傷める可能性があるということで、できるだけ多くの水を使用したり、洗剤を泡立ててから洗わなくてはならない、と考えています。

そんなわけで慎重に洗車を行い、そのためかかった時間は今回2時間ほど。

718ケイマンの洗車について、気づいたことや気をつけないといけないことはこれまでも述べていますが、今回は「インテリア」の掃除についてちょっと紹介してみたいと思います。

ダッシュボード、ドアインナーパネルの素材はちょっと特殊

まずは「内装が汚れやすい」こと。
ただ、汚れるのは「ダッシュボード」と「ドアインナーパネル」の二箇所で、つまりここに使用される、718ケイマン特有の素材が汚れやすい性質を持っている、ということですね。


これらの部分に使用される素材については「樹脂製の張り材」なのですが、表面にシボのような格好がしてあるほか、かなり「ざらついた」質感があります。
これはマットな光沢そしてレザーのような質感を演出するためだと思われるものの、この部分に手の甲などが触れると、そのケラチンと思われる「白い跡」がつくわけですね。

なお、ダッシュボードのほうにあまり手が触れることはないのでそこまで(ダッシュボードが)汚れることはなく、しかしドアインナーパネルはドアの開閉やウインドウ他スイッチの操作、ドアポケットからのものも出し入れなどでなにかと手が触れてしまうことも。

ちなみに冬季だと長袖の衣類を着ているので肌が露出しているのは「手首より先」だけですが、夏場だと「肘」も露出しているため、ドア開閉時などに肘がドアインナーパネルに当たるとそこのケラチンもパネルに付着するわけですね(これを避けるのは難しい)。

そしてぼくのケイマンの内装カラーは「ブラック」なので、このケラチンが付着するとかなり目立つことになり、付着する場所が増えると「斑点」のように見えてみすぼらしくなります。

汚れを落とすには樹脂専用メンテナンス剤を使用

そしてこの汚れは水を含ませたウエスでは落ちないようで(たしかにガラスなどに付着したケラチンも水拭きでは落ちにくい)、揮発性のもの例えばブレーキパーツクリーナーなどを使用すればきれいに落ちると思われ、しかしその場合はダッシュボードやドアインナーパネルの素材を変質させてしまう危険性があり、よって使用するのはグリオズガレージの「ビニール&ラバードレッシング」。

これは樹脂専用のメンテナンス用液剤なので素材(樹脂)を傷めることはなく、かつ「しっとりとした」輝きも得られるのでオススメ。
ただ、一部分のみにこれを使用するとその部分だけの光沢が変わってしまうので、使用するときは「ダッシュボード全体」「ドアインナーパネル全体」といった感じでパネル単位で広くメンテナンス(拭き取り)を行う必要がありそうです。

車内用掃除機はお手製カスタム

そして今回は室内全般に掃除機をかけており、使用するのはこういった掃除機(コードレスではない)。

パナソニックかどこかの国産ブランドの製品だったと記憶していますが、クルマの内装の狭い部分、たとえばサイドシルとシートとの隙間にも入るようにノズル先端に熱を加えて「細く」、かつパイプを継いで「延長」加工しています。

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