| 友人のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIも居候中 |
フロリダにて、ハリケーン「ドリアン」の被害から自身の愛車を守るため、自宅内にクルマを入れ、「寝ずの番」をする男が話題に。
この人の名はランディ・ジャリルさんといい、2016年も同様に自身のBMW M3(E30!)を自宅内に避難させたことで有名となっています。
ただ、2016年と異なるのは「友人のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI(1984年)も自宅内へと匿っていること。
そういえば、すっかり忘れていたものの、ランボルギーニ・ウラカンの「HURACAN」にはハリケーン(HURRICANE)の意味があったんだ、ということをふと思い出した次第です。
このランディさんはそうとうなカーガイだといえそうだ
そして画像を見るに、室内のあちこちにはBMWそしてクルマをモチーフにした装飾があることから、ランディさんがクルマ愛あふれる人物であることも伝わってきますが、この家にはそれだけ大きなドアがある、ということに。
そして愛車であるBMW M3の輝きを見るに、2016年のハリケーン・マシューから無事に逃れたこと、その後も大事に乗られていることもわかります。
さらに友人のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIも素晴らしいコンディションを持っており、見るからに大切にされていることが伝わってきますね。
友人のクルマを保護したことについては「ただ単に、できるだけ多くのクルマを守りたかった」と語っており、一緒に住んでいると思われるガールフレンドのアンバーさんも「ランディさんがどれほどクルマを愛しているかを知っているため」クルマを自宅内に入れることについては完全な理解を示しているそうですが、これは日頃からランディさんがクルマだけではなくアンバーさんを大事にしているからこそなのでしょうね。
こんな感じで室内こそは暖かい雰囲気に包まれているものの、もちろん家の外ではハリケーンが猛威を振るっているということになり、微笑んでばかりはいられませんが、こういった人々を見るに、もっと自分も「自分のクルマを大事にしないとな」と改めて感じさせられます。
こちらはランディさんのインスタグラムより。
E30世代のM3は「初代」M3となり、M3の中でも唯一モータースポーツ参加のために作られたクルマ(ホモロゲーション取得用)。
そのためにオーバーフェンダー装着、ルーフの延長など「勝つための」装備が盛り込まれた車で、もっともM3らしいM3だと評価されています。
実際にその価値は年々上昇しており、もし幸運にも所有しているのであれば「手放すべきではない」クルマでもありますね。
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日本ではその威力を想像するのは難しいと思いますが、現地では(今回に限らず)相当な災害がハリケーンによってもたらされ、様々なディーラーやショップが「ハリケーンからクルマを守るために」対策を講じているようですね。
VIA:jalilsup