｜ カーボンパーツにも「レッド」が織り込まれるというこだわりよう ｜
インテリア専門チューナー、カーレックスがメルセデス・ベンツGクラス（AMG G63）のインテリアをカスタム。
Gクラスのインテリアはそのエクステリア同様に、直線を多用したシンプルなデザインを持ち、ほかのメルセデス・ベンツとはやや異なる印象。
スポーティーさは（ほかモデルほど）強くないものの、その分重厚な高級さ、機能性にあふれる内装を持っています。
内外装ともに「ブラック×レッド」
ただし今回、このメルセデスAMG G63のオーナーはもともとのGクラスのインテリアに満足できなかったのか、ブラックをベースに鮮やかなレッドを用いたインテリアへと総張り替え。
シート形状も変更されているようで、かなり大掛かりなカスタムが施されているようにも見えますね。
ブラックレザーは「スムース」「パンチング」が使用され、レッドレザーにホワイトのパイピング。
背もたれ部分（ブラック）には「40 YEARS LEGEND」のエンボス、センターのレッド部分にも同様の文字が入ります。
リアシートもフロント同様のデザインにて張替え済み。
センターコンソールやアームレスト、ダッシュボード、ステアリングホイールのブラックレザーにはレッドのステッチ。
ステアリングホイールの12時位置にはレッドのセンターマーク入りです。
センターコンソールやグラブバーにはレッドを織り込んだカーボンファイバーが使用。
シート同様、40 YEARS LEGENDのロゴがありますね。
このカーボンファイバーはなかなかに高級感があり、かつ目立つように思います。
ルーフライナーには「40 YEARS LEGEND」ロゴプレート。
これは内装に「縫い付けられる」というなかなかに渋い仕様です。
「CARLEX」のロゴがあり「LIMITED EDITION」のロゴも。
そしてこのメルセデスAMG G63の外観はこんな感じ。
車体全体がブラック、ホイール、ブレーキキャリパー、ドアミラーに対して効果的に、かつ内装同様にレッドのアクセントが用いられています。
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メルセデス・ベンツGクラスはもともと軍用というルーツを持ち、質実剛健な内外装を持ちますが、なぜか現代では「ステータスシンボル」の側面を持つに至っており、そのシンプルな内装をより豪華にしたい、という要望も多い模様。
よってカーレックスのような内装専門カスタムショップのほか、ブラバスやマンソリーといったチューナーも内装コンバージョンを手掛けることが多いようです。
