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フロントグリル面積は自動車業界最大?ヒュンダイが「新型ジェネシスG90」発表!誰も興味ないと思うが、ほかのヒュンダイ製新型車/コンセプトカーを見てみよう

2019/11/22

| ヒュンダイはイメージ的にどうやっても日本では売れそうにない |

さて、ヒュンダイ(ジェネシス、キア含む)がロサンゼルス・モーターショーに大量にニューモデルを持ち込んだと話題に。
実際のところ北米市場はヒュンダイにとって大きなマーケットでもあり、ロサンゼルスでの露出機会は「外せない」のでしょうね。
現在日本ではヒュンダイの正規販売はなく、しかし東京モーターショーにて「再参入」を発表すると言われたものの、結局のところ「なんら動きなし」。
もちかすると「再参入を決めたものの、その後日韓関係がややこしくなり、今はその時ではないと考えた」のかもしれません。

それはともかくとして、今回発表されたニューモデルのうちいくつかを見てみようと思いますが、まずは「ジェネシスG90」。※ジェネシス=GENESISはヒュンダイの上位ブランド。トヨタに対するレクサスのようなポジション
見ての通りフロントグリルが巨大な5角形となり、その大きさときたらBMWの巨大キドニーグリルの比ではないほど。

「直線と5角形」がデザイン上の特徴

そして「直線」がモチーフとして採用されているのも特徴で、ヘッドライトの中央から水平にデイタイムランニングランプが伸び、それがフロントフェンダーにまで到達しています。
この「水平」はフロントバンパー下部にあるグリル内にも見られるので、ひとつのテーマだと考えて良さそうですね。

2020-Genesis-G90-5

そして「水平」はリアにも採用されており、テールランプは横長、そしてスカート部分のクロームストリップも横長。
マフラーエンドには「五角形」が採用されていて、これはフロントグリルと同じ意匠ですね。

2020-Genesis-G90-7

こちらはジェネシスG90のインテリア。
なお、現在ジェネシスのデザイナーそしてヒュンダイグループのデザイン責任者を務めるのは、ランボルギーニではガヤルドやムルシエラゴ、ベントレーではコンチネンタルGT等をデザインしたルク・ドンカーヴォルケ氏。
さらにアヴェンタドールをデザインしたフィリッポ・ペリーニ氏もヒュンダイへと移籍したほか、ベントレーのデザインチームなどもごっそりヒュンダイグループへと移っています。

2020-Genesis-G90-10

ジェネシスG90に用意されるパワートレーンは3.3リッターV6ツインターボ(365馬力)、そして5リッターV8自然吸気(420馬力)の二本だて、とのこと。

「プリウスキラー」はこう変わった

こちらはデビュー時に「プリウスキラー」と騒がれたヒュンダイ・アイコニック。

2020-Hyundai-Ioniq-Facelift-01

ハイブリッド、プラグインハイブリッドが揃いますが、たしかにリアはプリウスに似ていますね。

2020-Hyundai-Ioniq-Facelift-02

PHEVクロスオーバーコンセプト「HDC-7」も出展

こちらはヒュンダイ・ヴィジョンTコンセプト。
プラグインハイブリッドをドライブトレーンに持つクロスオーバーで、全長4,610ミリ、全幅1,938ミリ、全高1,704ミリという、けっこう大きなサイズを持っています。

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なかなかに大胆な造形を持っており、ウイング状の発光エレメントが特徴だと言えそうです。

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なお、ヒュンダイはこれまでに多数の魅力的なコンセプトカーを発表していますが、いまのところはいずれも「デザインスタディ」にとどまる模様。

ヒュンダイは1974年に「デロリアンの元」を発表していた!そしてその45年後に「45EVコンセプト」としてリバイバル

ヒュンダイはモータースポーツにも熱心

そしてヒュンダイのハイパフォーマンスカー部門「N」からはRM19。
これはエンジンをミッドマウントした「レーシング・ミドシップ・スポーツカー・プロトタイプ」で、エンジンは2リッターターボ、出力は390馬力、TCR参戦用車両から移植した6速シーケンシャル・トランスミッションを備えます。

Hyundai-RM19-Racing-Midship-Sports-Car-Prototype-4

ちなみにヒュンダイ「N」部門のボスは以前BMW「M」部門の責任者。
そのほかエンジニアも多数ヒュンダイへと引き抜かれており、ヒュンダイの本気度も伺えますね。

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ヒュンダイとリマックとが提携。「ミドシップスポーツ」含む数台を開発する契約を結び、スーパーカー市場にも参入か

キアからはワイルドなSUVコンセプト

そしてヒュンダイ傘下のキアからは同社のSUV、セルトス(Seltos)をベースにした「X-Line Trail アタック」「X-Line アーバン」なる小型クロスオーバー・コンセプトが登場。
これは正直、なかなかにカッコいいんじゃないかと考えています。

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ちなみにキアの副社長は元アウディTTのデザイナーで、ヒュンダイグループはその引き抜き履歴を見るに、「デザイン重視」であることがわかりますね。

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ちなみにぼくの中では、「ヒュンダイは他の真似をしたり、他を強く意識した製品づくりを行うが、キアは独自路線を歩み、他をあまり気にしない製品づくりを行う」と認識していて、同じ韓国勢そしてヒュンダイグループと言えど、キアのほうがイメージ的には「ちょっとマシ」。

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