| ただしかかった費用は相当なモノと思われる |
ポルシェが自社のパーソナリゼーションプログラム、「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にてカスタムを施した”カイエン・ターボS Eハイブリッド・クーペ”の画像を公開。
エクスクルーシブ・マヌファクトゥアは、ポルシェが通常提供している(カーコンフィギュレーターで確認できる)オプションの一部に加え、それらに表示されない、いわゆる「ワンオフ」のカスタムにも対応。
内外装を「世界に一台しかないカラー」へと変更することも可能です。
なお、初代ポルシェ911ターボSについて、もともとこの「エクスクルーシブ」にて作られたそうですが、ほかにも”911フラットノーズ”などの特殊なクルマがエクスクルーシブ製。
つまりは色や素材のほか、機能や構造も(お金さえあれば)変更が可能だということになりますね。
「グレー」を活かした渋い仕様
ただし今回のカイエン・ターボS Eハイブリッドについて、ボディカラーはワンオフではなく通常選べる範囲の” Quarzite Gray Metallic ”。
ホイールにはボディカラー同色の21インチ(1,650ドル)、他にスポーツエキゾーストシステム(3,220ドル)、スポーツデザインパッケージ(5,660ドル)が装着され、ブレーキキャリパーは純正のアシッドグリーンからイエローへ。
そのほか、ボディ各部のボディカラー同色ペイント、ダーク仕上げのテールランプなど「盛りだくさん」な内容となっており、グレーというボディカラーも相まって「クール」な一台に仕上がっています。
インテリアだとポルシェクレスト(エンブレム)を型押ししたアームレスト(450ドル)、ヘッドレストのエンボス加工、シートのカラー変更等が与えられているようですね。
エクステリア同様、全体的にトーンを抑えた「渋い」仕上がりとなっているようです。
ポルシェはほかに「エクスクルーシブ」経由でこんな車両を公開している
ここで、ポルシェがこれまでに公開した「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にてカスタムした車両の一部を見てみましょう。
最近だと、最も高価な911である「911ターボSエクスクルーシブ」が有名。
このほか、「911スピードスター(991世代)」もエクスクルーシブ・マヌファクトゥア製ですね。
はやくも「タイカン」のカスタムも公開済み。
シートバックに「ウッド」を使用した、シックな911カブリオレのカスタムを披露したことも。
中等のシークの依頼にて、ゴールドにストライプ入りのポルシェ959を作成したことも明かされています。