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アストンマーティンDBXを見てきた!あまりに美しく、あまりに力強く、あまりにエレガントなSUV。相変わらずアストンは「写真映りの悪さ」で損をしているようだ

2020/01/05

| 現時点で「最後発SUV」、そして富裕層相手の商売に慣れているアストンマーティンならではの差別化要素、魅力が詰まっている |

さて、アストンマーティンDBXを見にアストンマーティン神戸ショールームへ。
現在まだアストンマーティンDBXのプロダクションモデルは生産されておらず(4月くらいからを予定)、よって今存在するのはプリプロダクションモデル。
こういったモデルが(そのクルマの発表前に)日本に入ってくるのは「稀」ではあるものの、アストンマーティンは比較的日本を重視しており、そこでDBXのプリプロダクションモデルが日本にもやってきたのだと思われます。
今のところ日本に入ってきたのはこの1台のみとのことで、この個体が各メディアに登場したり、オートサロンにて展示されることになるようですね。

アストンマーティンが日本に注力。「日本重要。新しく日本法人や研究施設を設立し日本市場を拡大する」

アストンマーティンDBXの外観はこんな感じ

まずアストンマーティンDBXを見た印象については、「思っていたよりも(ずっと)カッコイイ」。
これはアストンマーティン全体に通じることなのですが、どうもアストンマーティンのクルマは写真映りが良くない模様。
実車は「こんなに美しいクルマが世の中にあるのか・・・」と思うほどなのに、写真で見るとどうも「ノッペリ」見えてしまうようですね(とくにDB11のマッチョぶりは写真ではわからない)。

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グリルはけっこう巨大。
横方向のルーバーはおそらくアルミ製と思われ、高い質感を持っています。
もちろん、「DB」世代のアストンマーティンに通じる特徴的な形状ですね。

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フェンダーサイドの加飾もおそらくアルミ製。
そしてエア抜き用のスリットがサイドにありますが、これはDB11やDBSスーパーレッジェーラ同様にちゃんと(ダミーではなく)エアが抜ける構造を持っています。
なお、このフロントフェンダーからドアにかけてのラインはぼくがDBXについて最も惹かれるところです。

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そしてこれがウワサのデイタイムランニングランプ。
ウインカーとしても機能する他、真ん中はエアが抜ける構造を持っています。

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フロントフードにはエアアウトレット、そしてフィン。

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ヘッドライトはプロジェクター式、そして内部構造はヒートシンクのような形状を採用。

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ルーフスポイラーはけっこう大きく、リアウインドウはクーペっぽい傾斜を持っています。

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テールパイプにはカーボンスリーブつき。
この車両についてはどこまでが標準で、どこからがオプションなのかは不明です。
ただしDBXはDB11やヴァンテージ、DBSスーパーレッジェーラに比較するとかなりオプションが少ない=標準装備が充実しているといわれるので、この車両も「ほぼ標準」なのかもしれません。

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ドアはおなじみ(ちょっと斜め上に上がる)スワンスイング。
ドアは自体はサッシュレス(これ重要)、そしてサイドシル上をカバーする構造を持っていて、ドアを開いたときに「外部の汚れが付いた面と、女性のロングカートとが接触しない」ように配慮されていて、これは「さすがアストンマーティン」といったところ。

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テールエンドは思っていたよりも強い「ダックテール」。
テールゲートにはノッチがあり、これはランボルギーニやポルシェのSUVとは異なるところですね。

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ホイールは相当に複雑な形状を持ち、「塗り分け」がさらにそのデザインを強調しているようですね。
ホイールサイズは標準で22インチ、タイヤは専用設計のピレリのみ(オールシーズンとサマータイヤが選べる)。

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アストンマーティンDBXのインテリアはこうなっている

そしてこちらがアストンマーティンDBXのインテリア。

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スイッチまでもがエレガントなのはさすがアストンマーティン。
なお、シート表皮の加飾はドレスシューズに用いられる「メダリオン」のようですね。

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ドアインナーハンドルもエレガント。

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ヘッドレストにはアストンマーティンのウイングエンブレム。

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リアシートは3人がけ。
ルーフは「グラストップ」です。

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ステアリングホイールもエレガント。

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センターコンソールにはスイッチがズラリ。
最新モデルとしては珍しく「操作系をタッチパネルではなく物理スイッチに」してきたということになりますが、これがむしろトラディショナルな雰囲気を出しているように思います。

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ちなみにアストンマーティンDBXの価格は2299万5000円。
競合としてはマセラティ・レヴァンテ・トロフェオ(2035万円)、ポルシェ・カイエン・ターボS Eハイブリッド(2370万円)、レンジローバーSVオートバイオグラフィーダイナミック(2578万円)あたりとなりそう。

現時点では実際にアストンマーティンDBXを運転したことがないので判断は難しいものの、これらと比較して、そのスタイリング、ディティール、美しさ、内装仕上げのエレガントさから見て「アストンマーティンDBXのほうが一歩リードしているだろう」という印象です。

そのほか紹介しきれない画像はFacebookのアルバム「アストンマーティンDBX」に保存中(101枚)。

アストンマーティンがブランド初となるSUV、”DBX”を発表。「ディナーにエスコートする女性のドレスの裾が汚れない」配慮もなされたゴージャスなクロスオーバー

アストンマーティン神戸ショールーム
住所:〒650-0038 神戸市中央区西町35番地(地図はこちら
TEL:078-392-4385

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