| とにかくランボルギーニのオプション費用は高額だ |
さて、現在ウラカンEVOもしくはウラカンEVO RWDの購入を検討しているわけですが、キッチリ把握しておかねばならないのが「ウラカンEVOとウラカンEVO RWDのどちらが得なのか」。
単純に車両本体価格のみでの比較だとウラカンEVOが32,827,602円、ウラカンEVO RWDが26,539,636円なので「ウラカンEVO RWDのほうがお得」。
ただしウラカンEVO RWDは装備が簡略化されているので、いろいろとオプションを装着してゆくと、装備が充実していてオプション装着があまり必要ないウラカンEVOとの価格差が小さくなり、さらに売るときには”車両本体価格の高い”ウラカンEVOのほうが高いのは間違いなく、つまり「ウラカンEVO RWDは安く見えても実際はお得じゃないんじゃないか」ということ。
このあたりは下記でも検証を行っていますが、今回はより正確に比較するため、「ウラカンEVOと、ウラカンEVO RWDとで、自分が必要と考える仕様」にしてみた見積もりを取得。※ほぼ同じにしてあるが、一部あえてオプション内容を変えてある
これによって「イコールに近い」比較ができると思われ、その内容をここで見てみたいと思います。
ランボルギーニ・ウラカンEVOは本当に「高く」、ウラカンEVO RWDは「安い」のか?売却時のことを考えるとウラカンEVOのほうが「安い」かも
ウラカンEVOの総支払額は38,855,842円
まずは4WDそして装備充実版のウラカンEVOの見積もり。
もともとカーボンセラミックディスクブレーキが装着されていたり、ホイールが20インチだったり、4輪操舵が装着されていたり、その他にも様々なデバイスが満載され、最初から「フルオプション」とも言える状態です。
よって、これにオプションを追加するのであれば、基本的には「ボディカラー」や「ホイール」「インテリア」といった”好み”に関する部分となってくるわけですね。
ランボルギーニ ウラカンEVO 車両本体価格 32,827,602円 自動車税 87,000円 環境性能割 596,800円 自動車重量税 49,200円 自賠責保険料 36,780円 車庫証明(預かり法定費用) 2,700円 車庫証明 19,800円 検査登録費用 2,800円 ナンバープレート代 4,150円 希望番号代行手数料 16,500円 リサイクル資金管理料 16,370円 検査登録費用 33,000円 納車費用 55,000円 納車前点検費用 77,000円 リサイクル管理料金 290円 ASR料金 11,460円 エアバッグ料金 2,790円 フロン類料金 2,030円 情報管理料金 130円 オプション装備(合計5,030,850円) ボディカラー(Blu Le Mans)1,596,540円 Narvi 20”鍛造ホイール(シャイニーブラック) 753,060円 オレンジブレーキキャリパー 150,590円 透明エンジンボンネット 677,820円 スタイルパッケージ(ハイグロスブラック)225,940円 リフティングシステム 標準 マグネトレオロジカルサスペンション 標準 ランボルギーニ・ダイナミックステアリング 標準 ユニカラー・レザー 標準 カラーステッチ 105,490円 レザーパイピング付きフロアマット 75,350円 アルカンターラ巻きマルチファンクションステアリング 112,970円 ステアリングホイール オプションステッチ 30,140円 フル電動シート&シートヒーター 361,460円 オレンジシートベルト 188,430円 センソナム(ランボルギーニ・サウンドシステム) 421,740円 カップホルダー&スモーカーパッケージ 90,310円 トラベルネット 無償 リヤビューカメラ 241,010円 前後パーキングセンサー 標準 支払総額 38,855,842円 |
ウラカンEVO RWDの支払総額は32,326,196円
そしてこちらはウラカンEVO RWD。
ウラカンEVOと基本的に同じ内容のオプションを選択しているものの、もともと省かれている装備を「補う」意味もあり、同じオプション内容でもウラカンEVOよりちょっと割高なようですね。
加えてカーボンセラミックブレーキやフロントリフターが「標準でない」のはかなり痛く、これらを装着するとやはりどんどん価格が上がって行きます。
ランボルギーニ ウラカンEVO RWD 車両本体価格 26,539,636円 自動車税 87,000円 環境性能割 723,800円 自動車重量税 49,200円 自賠責保険料 36,780円 車庫証明(預かり法定費用) 2,700円 車庫証明 19,800円 検査登録費用 2,800円 ナンバープレート代 4,150円 希望番号代行手数料 16,500円 リサイクル資金管理料 16,410円 検査登録費用 33,000円 納車費用 55,000円 納車前点検費用 77,000円 リサイクル管理料金 290円 ASR料金 11,460円 エアバッグ料金 2,790円 フロン類料金 2,030円 情報管理料金 130円 オプション装備(合計4,662,130円) ボディカラー(Blu Le Mans)1,596,540円 ライフスタイルパック+ドライバーパック 631,620円 ・盗難防止システム ・フロント&リアパーキングセンサー ・リフティングシステム ・透明エンジンボンネット ・マグネトレオロジカルサスペンション スマートフォンインターフェース 406,780円 Narvi 20インチホイール(シャイニーブラック) 602,580円 カーボンセラミックブレーキ+オレンジキャリパー 316,320円 スタイルパッケージ(ハイグロスブラック)225,940円 リアバンパーハイグロス/リアディフューザーボディカラー 標準 ユニカラーレザー 標準 カラーステッチ 105,490円 フロアマット(レザーパイピング) 75,350円 マルチファンクションステアリング 標準 オプションステッチ(ステアリングホイール)30,140円 オレンジシートベルト 188,430円 ルーフライニング+Aピラー スムースレザー 150,590円 カップホルダー&スモーカーパッケージ 90,310円 リヤビューカメラ 241,010円 支払総額 32,326,196円 |
こうやって見るとおおよそ600万円の差があるわけですが、「買うときに600万円高くとも、売るときに600万円高ければ」ウラカンEVOのほうがいい(ウラカンEVO RWDに装着できない4輪操舵他の装備が付いているので)」ということになりそう。
なお、ボディカラーについては「追加費用無しで」選べるものが少なく、かつ「数十万円で」選べるカラーもやはりわずか。
よって、お気に入りのボディカラーを選ぶとなると、150万円くらいの出費を覚悟する必要がありそうです。
それにしても(もう慣れましたが)オプション費用の高さは驚くべきものであり、その最たる例が「カップホルダー&スモーカーパッケージ」。
カップホルダーと灰皿がついてくるだけで「9万円」ということですが、これは「人数分以上のカップホルダーが標準装備されている」トヨタとは大きく異るところですね(ウラカンEVO/EVO RWDにはドリンクホルダーが標準装備されていない)。