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米経済誌「次期スバルWRX STIは400馬力オーバーのモンスター」。AMGの”量産4気筒最高出力である421馬力”超えを狙うとも

2020/02/25

| トヨタの技術が注入、もしくはトヨタも将来的にWRX STIの技術を共有? |

現在スバルは次期WRX STIを開発中となりますが、次期WRX STIは現行モデル比にて大きくパフォーマンスが向上し、出力は”少なくとも”400馬力に達するのではないかというウワサ。
これはForbesが報じたもので、次期WRX STIは2021年に発表され、搭載されるエンジンは2.4リッター4気筒水平対向エンジンという予測です。
なお、スバルは1.8リッター水平対向4気筒エンジンの開発に着手していることがすでに明かされていますが、新型WRX STIのエンジンはこれの2.4リッター版ではなく、アセントに搭載される2.4リッター版がベースになる、とのこと。

エンジン自体は大幅な改良を実施

ただしSUVであるアセントに積まれるエンジンをそのままスポーツカーに搭載するわけにもゆかず、新型WRX STIへの搭載にあたってはピストンの変更、クランクシャフトの強化、バルブやポートの設計変更がなされ、ターボチャージャーの変更によってブースト圧を上げ、これらの変更によって400馬力を達成する、と報道されています。

なお、ウワサレベルではあるものの、ベンチマークは「量産4気筒エンジン最高出力を誇る」メルセデスAMGの421馬力だとされ、よってこの出力を超える可能性もありそうですね。

現在のところスバルは新型WRX STIについて多くを語ろうとしませんが、マニュアル・トランスミッションを継続すること、そしてそのデザインは2017年の東京モーターショーにて発表された「ヴィジヴ(VIZIV)パフォーマンス・コンセプト」に似たものになるとも言われています。
パフォーマンスについてはともかく、デザインについては、スバルの最新モデルである「レヴォーグ」がこのヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプトに近い外観を持つことからも、WRX STIのデザインがこれに寄せられることは間違いなさそう(ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプトそのものが次期WRX STIを示唆したモデルであるとされている)。

スバルが明言。「次期WRX STIはVIZIVパフォーマンス・コンセプト似のイケてるデザインになる」

そしておそらくプラットフォームにはSGP=スバル・グローバル・プラットフォームを採用することになりそうですが、トランスミッションにはMTのほかにデュアルクラッチがあるのかどうか、スバル得意の4WDシステムがどう進化するのかについては続報を待つしかないのかもしれません。

ちなみにスバル、およびWRX STIについては様々なウワサがあり、スバルはWRX STIの下にもスポーツカーを設定するとも言われ、しかし現在の世界的な自動車業界の動向を見るに、そしてスバルの戦略からするに「スポーツカーラインアップを2つも持つ」ということは考えにくく、これは実現せずに終わりそう。

そのほか、かつてオーストラリアのカーメディアが「次期WRX STIはハイブリッドとなり、フロントはガソリンエンジン、後輪はモーターで駆動」という報道を行っていますが、こちらについても現在のスバルを取り巻く環境、そして世間一般のバッテリー技術からするに「次世代WRX STIのさらに次の世代まで待たねばならない」かもしれませんね。

そして重要なのは、現在スバルはトヨタの事実上「子会社」であり、もはやスバル単独では物事を進められない可能性がある、ということ。
つまりはその技術がトヨタにフィードバックできたり、トヨタと共有することでマスメリットが出てくるものでなくてはならず、開発がどの段階まで進んでいるのかわからないものの、当初の計画からは若干の修正を余儀なくされるのは間違いなさそうです。

スバルとトヨタは共同にて次期WRX STIもしくはその下に位置する”スーパーAWD”を開発とのウワサ。トヨタ版はかねてより復活が語られるセリカとして発売?

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