| コロナウイルスに負けず、自分にできることで皆を元気づけよう |
さて、おなじみレンダリングアーティスト、ジョン・シバル(JonSibal)氏が積極的に作品をリリース。
同氏はもともと「もしもこういったカスタムカーがあったなら」という仮想デザインをネット上に公開していたデザイナーで、そのカスタムの内容は「SF的」。
つまりは実現性を無視したサイバーパンク的な作品も多く、それによって支持を集めた人でもあります。
ただしその後、カスタムモチーフのネタが尽きたのか、現実世界のチューナーたちがこういったレンダリングアーティスト(つまりクルマの専門家ではない芸術家)と共にクルマをデザインするようになり、昨年のSEMAあたりから「新しい風潮」として注目を集めることに。
こちらのランボルギーニ・ウラカン(廃車となったウラカンを引き取り、シボレーのV8エンジンをツインターボ化して搭載)もやはり、その外観はレンダリングアーティストのKhyzyl Saleem氏によるものです。
「もしも」系レンダリングを現実に!廃車のランボルギーニ・ウラカンを買ってきて1500馬力+MT、理想の外観を実現した男たち
なお、このトヨタGRスープラのカラーリングについては、トヨタが北米にてフォーミュラDにエントリーさせているカローラに採用されるグラフィックをスープラに反映させたもので、カラーリングのほかにもワイドフェンダーやダックテール状リアスポイラーなど多数のカスタムが施されています。
なお、このフォーミュラD用カローラを製作したのは米パパダキス・レーシング。
そしてジョン・シバル氏は実際にパパダキス・レーシングとのコラボレーションにて新しいドリフトマシンのデザインも行なっているようですが、このパパダキス・レーシングは「スープラを1000馬力にまでパワーアップさせる」として現在スープラを鋭意カスタム中であることが伝えられています。
【動画】文字通りGRスープラを「完全に分解する」様子が動画で公開。今後は1000馬力エンジンを搭載し”完璧なるドリフトマシン”へ
そのほかにはこんなレンダリングも公開されている
このスープラのほか、ジョン・シバル氏は様々なレンダリングを公開。
同氏はロサンゼルス在住ですが、ロックダウンのために自宅に閉じ込められており、しかしほかに同じような環境にある人々を少しでも元気付けようといつにも増して多くの作品を発表することに。
世の中はこういった状況ではありますが、自らの境遇を嘆いたり、不平不満を言ったり、政府の対応に文句を言うだけの人も多い中、こうやって「自分にできること」をやり続ける人もいて、ぼくもそういった人になりたいと強く感じさせられるところでもあります。
そしてこちらはなんとマツダ787Bに採用されていたレナウンカラーをGRスープラに反映させたもの。
こちらはちょっと今風なフェラーリF355ワイドボディ。
かなり珍しい、ブガッティEB110のバーチャルカスタム。
日産R35 GT-Rの「ありえない」超ワイドボディそして巨大ウイング装着車。
ポルシェ959のバーチャルカスタム(ワイドボディとペンゾイルカラー)。
VIA:Jonsibal