| ただしシュプリームロゴはかなり控えめ |
ランボルギーニが突如として「シュプリームとのコラボ」を発表し、そのコレクションを発表。
内容としてはもちろんシュプリームらしくスケートボードにはじまり、オーバーオール、フード付きジャケット、Tシャツ、ホッケーシャツ、ニットキャップ等が含まれます。
シュプリームはこれまでもルイ・ヴィトン、バンソン、シンプソン、ナイキ、リモワ等とのコラボレーションによる製品を発表しているものの、おそらく自動車メーカーとのタイアップは今回がはじめて。
シュプリームは株式売却によってその方向性が大きく変わった
なお、シュプリームは一昔前までは「ハードコアなスケーター御用達ブランド」もしくは「Bボーイ御用達ブランド」として知られ、ショップの前にはブラックのロールスロイスやベントレーがよく並んでいたものですが、2017年に株式の過半数を投資グループのカーライルに売却した頃から急激に一般化を目指すことに。
代表的なのはルイ・ヴィトンとのコラボであり、これらを芸能人やユーチューバーが着用したことで一気に「ニッチからメインストリームへ」とその軸足を移しています。
これによって旧来のファンの多くが失われたと言われたものの、新しいファンを多数呼び込めたのは間違いなく、コラボ相手のルイ・ヴィトンも「シュプリーム以前と以降」では客層がガラリと変わり、10代、20代の若者で店内があふれることに(つまりはブランドの若返りに成功した)。
なお、これら(ルイ・ヴィトン等との)の「コラボ以前」だと、シュプリームの売上の半数は日本だと言われていて(2017年では11店舗中6店舗が日本に存在)、しかし現在では世界規模での高い人気を誇っており、「ドバイ一リッチな少年」は自前でシュプリーム仕様のフェラーリF12を作ってしまったことも。
ランボルギーニが今回シュプリームと手を組んだのも、ルイ・ヴィトン同様に、「ブランドの若返り」を狙ったものなのでしょうね。
ランボルギーニ×シュプリームはこんなコレクション内容
そしてランボルギーニ×シュプリームとしてはこんなコレクションが登場。
「ブラック×イエロー」というランボルギーニのカンパニーカラーに加え、「オレンジ」「グリーン」といった、最近ランボルギーニが推しているカラーを採用し、シュプリームのロゴは珍しい筆記体も見られます。
一番左はブラックにイエローを使用した、もっともランボルギーニらしいコンビネーションですね。
ジャケット類は流行りのオーバーサイズ。
フード部分に「Supreme」のロゴ入り。
Tシャツは意外と普通で、ランボルギーニ・ストアで販売されるものと大差ないようですが、そのロゴサイズがけっこう大きいようです(最近はランボルギーニ・ストアで販売される製品のロゴやエンブレムも大きくなっている)。
いずれも「Supreme」ロゴが非常に控えめなのがちょっと意外(これまでのシュプリームによるコラボ製品は、そもそも製品のカラー自体がシュプリーム色=レッドだったりした)。
こちらは超ビッグシールド。
もちろんスケートボードも。
ランボルギーニとアパレルというところだと、これまでには「ハイドロゲン」、「メローラ(グローブのみ)」とのコラボレーションが有名。
バッグだと「テクノモンスター」、シューズだと「ミズノ」とのコラボレーション製品もありますね。
その他、最近だとデンマークのキッズウエア、「KABOOKI」とのパートナーシップ契約も発表されています。
VIA:Supreme, Lamborghini