| 正直、かなりイケてるんじゃないか |
さて、トヨタは新型ハリアーを5月にデビューさせると言われますが、そのオフィシャルフォト、そしてオフィシャル動画のキャプチャと思われるがリーク。
これを見るに相当にスタイリッシュなボディを持つクーペ風SUVといった感じで、いうなれば「背の高いスポーツカー」とった印象です。
すいぶん思い切ったイメージチェンジをしてきたなという印象もありますが、もともとハリアーは初代から”都会派SUV”を標榜しており、その高級さや乗り心地の良さを前面に押し出すなど、ほかの(トヨタもしくは他社の)SUVとは違った立ち位置を持っています。
初代ハリアー(1997)国産では初の「プレミアムSUV」としての登場であったと考えて良さそうですが、今回の新型ハリアーについてもやはり「国産初の」クーペSUVといった地位を築くことになりそうですね。
トヨタ・ハリアーが5月にフルモデルチェンジ!?ボクが「新型ハリアーはフロントを全部グリルにしてイカツくすべき」と思うその理由
新型ハリアーはこういったディティールを持っている
そしてこちらは新型ハリアーのテールランプ。
レクサスUXのようなLEDバーを持っていて、もちろんこれは「低く広く」を強調するためだと思われます。
両端だけが点灯するケースもあるようですが、これがポジションランプ点灯時なのか、ストップランプ点灯時なのかは不明。
ランプはボディサイド、そして後方に突き出した3D形状が与えられ、これによってさらに「クーペ風」、かつ「ワイド」な印象を強調しているのでしょうね。
新型トヨタ・ハリアーは世界のトレンドに追従
そして新型ハリアーは主にアジアマーケットのみで販売されることになると思われるものの(もちろんレクサスに”RX”として転用され、そちらは世界中で販売されることに)、そのデザインは「世界のトレンド」を反映したもの。
リーク画像が投稿された掲示板では「フォード・マスタング・マッハEに似ている」とも指摘されていますが、たしかにそれは間違いなさそう。
ちなみにこちらがマッハE。
これは「マスタングをSUVにしてみた。しかもEVで」というクルマであり、SUVというよりは「背の高いスポーツカー」。
こちらは新型ハリアー。
たしかによく似ていますが、これは上述のように「世界のトレンド」に追従したものであってマッハEを追いかけたものではないということは明らか。
なお、こういった「背の高いスポーツカー」はジャガーF-Paceあたりから顕著になってきた傾向ですが、現在最も人気のある、しかしもっとも競争の厳しいセグメントにおいて”選ばれる”ための手法だと言えそうです。
参考までにこちらは現行ハリアー。
よくよく見ると現行ハリアーとの共通性も多く、フロントの台形ロワーグリル、カバー付きアッパーグリル、そしてグリルと連続するデザインの切れ長のヘッドライト(ジャガーに似ている)もそういった部分。
さらにはサイドウインドウのグラフィック、突き出たテールランプといったところもよく似ていて、しかしルーフラインは大きく異なり、現行ハリアーは「ボックス型」、しかし新型ハリアーは「クーペ風」。
テールランプはけっこう「尖って」いて、これを頂点とするルーフからリアウインドウにかけてのラインはなかなかに美しいと思います。
新型ハリアーのスペックは現時点では謎のままで、おそらく2リッターと2.5リッターエンジン(ハイブリッド)が用意される可能性が大。
おそらくプラットフォームはRAV4同様のTNGAを採用すると思われ、ドライブトレーンについてもRAV4に準ずるだろう、と考えています。
VIA:WorldScoopForum, Carscoops