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マクラーレンP1後継モデルは2024年登場?マクラーレンが一度は捨てたハイブリッドをもう一度採用するワケ

投稿日:2020/04/30 更新日:

| サーキットを速く走るにはハイブリッドは不要だと切り捨てはずだが |

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マクラーレンCEO、マイク・フルーイット氏が英国Autocarに語ったところによると、「P1の後継モデルは2024年に登場」とのこと。

現在詳細については語られていないものの、これがハイブリッドパワートレーンを採用することは間違いなさそうです。

その理由としてはまず、マクラーレンが「ハイブリッドを今後の主役に据えようと考えている」ということ。

現在マクラーレンはV6ターボ+エレクトリックモーターという構成のハイブリッドパワートレーンを開発しており、これを「(モデルチェンジを迎える)スポーツシリーズ」に搭載すると言われます。

マクラーレンは直近では「ハイブリッド化を目指す」

スポーツシリーズとは「540C、570S、570G」等を中心とするラインアップですが、現在これらに採用されているV8ツインターボを「ハイブリッドに置き換える」ということになりますね。

そしてこれまでの(他メーカーの)例から見て、「ハイブリッドスポーツは人気がイマイチ」という事態とならないよう、P1後継モデルにて圧倒的なパフォーマンスを見せ、「ハイブリッドこそスーパースポーツの未来」ということをアピールするのだろうと考えています(フェラーリSF90ストラダーレと同様の手法)。※スピードテールもハイブリッドだが、方向性が異なる

逆に「フルエレクトリックを採用しない」理由もあって、これはマイク・フルーイットCEOがかつて語ったとおり、「サーキットで30分も走ればバッテリーが空になり、翌日まで充電せねばならない」ため。

マクラーレンはすでにフルエレクトリック・スーパーカーをテスト中。「ただし30分でバッテリーが消耗しきってしまう」

実際にマクラーレンの顧客の多くは自身のクルマをサーキットに持ち込んでいて、しかし「30分だけしか走れない」クルマは誰も望まないだろうということですね。

なお、イギリスは2035年には「ガソリンエンジン搭載車の販売禁止」と掲げており、もちろんこれにはハイブリッドも含まれることになりますが、そうなると「ピュアエレクトリックモデルしか販売できない」ということに。

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ハイブリッドはピュアエレクトリックまでの過渡的手段

ただ、見方を変えると「2035年まではガソリンエンジンを使用できる(規制はありますが)」ということになり、今の時点で無理やり「高くて重くてすぐに消耗する」ピュアエレクトリックモデルを投入する必要はないわけです。

よって、マクラーレンは「2035年までの緩やかな(ピュアエレクトリックモデルへの)移行」を睨み、段階的にエレクトリック化を進めてゆくことになり、ハイブリッド時代のフラッグシップとして「P1後継」、実売モデルとして「ハイブリッド化されたスポーツシリーズ」を直近で投入するのだと考えています。

なお、この”緩やかな移行”は自動車メーカーによって方針が異なるところで、たとえばロータスはハイブリッドを通り越し、エヴァイヤにて”いきなりピュアエレクトリック”。

もちろんこれは「先鞭をつけておくことで優位性を確保する」ということになり、現時点ではどちらがどうとは言えないものの、長い目で見ないと結論は出ないのかもしれません。

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ロータスが夏からエヴァイヤを生産する工場を公開。一体誰が「ロータスが世界で最初にエレクトリックハイパーカーを納車する会社になる」ことを想像しただろうか・・・

なお、マクラーレンは上述の「スポーツシリーズ」のほかに720S、765LTで構成される「スーパーシリーズ」、P1の属していた「アルティメット・シリーズ」を持ちますが、現在このアルティメットシリーズにはエルヴァ、セナ、スピードテールが存在。

これらの内訳として、エルヴァは「ドライバーと密接な関係を築くロードスター(ドライビングプレジャー)」、セナは「究極のサーキットウェポン(コーナリング重視)」、スピードテールは「快適に移動できる高速ツアラー(最高速重視)」といった感じでその性格が別れています。

ここに加わるP1後継について、おそらくはハイブリッド化によって「マクラーレンの未来を示す」モデルという位置づけになると考えていて、数々の新デバイス、ハイテク装備が投入されるだろう、とも推測しています。

つまり、マクラーレンは同じレイアウトを採用し、基本が同じエンジンやシャシーを使用しながらも「モデルごとに性格を分ける」ことで販売機会を最大化しているということになりますが、エルヴァのように「予定台数を売り切ることができず、限定台数を縮小する」ケースも。

P1後継はハイブリッドという性格からしてかなり高価になると思われ、かつ「人気のない(しかし避けて通ることのできない)ハイブリッド」ということを鑑みるに、かなり限定台数が絞られることになりそうですね。

ついに「完売しない」限定ハイパーカーが出てきた!マクラーレンがエルヴァの生産台数を399台から249台に引き下げると発表

VIA: Autocar

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